心はいつもどまんなか。by tadashian

健康のためノルディックウォーキングに励むシニア、世界情勢リテラシーを高める日々

地震から身を守る備えは出来ていますか?66歳シニアが語る令和時代の防災対策

 

地震から身を守る備えは出来ていますか?66歳シニアが語る令和時代の防災対策

みなさん、こんにちは。66歳のシニアブロガーtadashianです。

9月1日は「防災の日」でしたが、皆さんはこの日を迎えるにあたって、ご自身の防災対策について改めて考えられたでしょうか。私も長年この日本で生活してきましたが、年を重ねるごとに防災の重要性をひしひしと感じています。

なぜ9月1日が「防災の日」なのか

今から100年以上前の大正12年(1923年)9月1日、関東地方を巨大地震が襲いました。関東大震災です。マグニチュード7.9、死者・行方不明者は10万5千人を超えるという、日本の地震災害史上最悪の被害をもたらした大災害でした。

この歴史的教訓を忘れてはならないという思いから、昭和35年(1960年)に9月1日が「防災の日」として制定されたのです。また、この時期は台風の襲来が多い時期でもあり、「災害に対する心構えを育成し、防災意識の向上を図る」という目的にも適しているからです。

シニア世代の私たちは、阪神・淡路大震災東日本大震災熊本地震など、多くの災害を実際に見てきました。だからこそ、防災の大切さを若い世代に伝えていく責任があると思うのです。

最近の日本の自然災害の現実

私たちが暮らす現代の日本は、まさに「災害大国」と呼んでも過言ではありません。地震だけでなく、台風、豪雨、土砂災害、そして地球温暖化の影響で激甚化する気象災害。毎年のように「観測史上最大」「数十年に一度」という言葉を耳にします。

特に私たち高齢者は、若い頃に比べて身体機能が低下していることから、災害時により大きな影響を受けやすいのが現実です。避難の際の移動能力、災害情報の収集能力、避難生活での体力面など、様々な課題があります。

しかし、だからこそ事前の準備が重要なのです。「備えあれば患いなし」という言葉通り、普段からしっかりと準備をしておけば、いざという時に自分自身と大切な家族を守ることができるのです。

自宅の災害リスクを知る - ハザードマップを確認しよう

まず最初に行うべきことは、自分の住んでいる場所の災害リスクを正しく知ることです。多くの自治体では「ハザードマップ」を作成・配布しています。このマップには以下の重要な情報が記載されています。

地震ハザードマップで確認すべきポイント

**地盤の揺れやすさ**:同じ震度でも地盤の種類によって揺れの強さは大きく変わります。埋立地や軟弱地盤では揺れが増幅されやすく、より大きな被害を受ける可能性があります。

**液状化の可能性**:地震により地盤が液体状になる液状化現象。特に沿岸部や河川沿いの地域では注意が必要です。

**土砂災害の危険区域**:がけ崩れ、土石流、地すべりなどの危険がある区域が色分けで示されています。

**津波浸水想定区域**:海に近い地域では、津波による浸水の深さと到達時間が示されています。

避難場所・避難経路の確認

ハザードマップには避難場所や避難経路も記載されています。しかし、地図を見るだけでなく、実際に歩いてみることが大切です。

私自身も先日、自宅から最寄りの避難所まで実際に歩いてみました。普段何気なく通っている道でも、災害時のことを考えながら歩くと、「この電柱は倒れたら道を塞ぐかもしれない」「このブロック塀は大丈夫だろうか」など、多くの気づきがありました。

特に高齢者は、若い頃のように素早く移動することが難しくなっています。時間に余裕を持った避難計画を立てることが重要です。

家の中の安全対策 - 命を守る基本の「き」

地震で最も多い被害は、家具の転倒や落下物による怪我です。特に就寝時間帯に地震が発生した場合、寝室の安全対策が生死を分けることもあります。

寝室の安全対策

**家具の配置見直し**:ベッドや布団の周りに倒れそうな家具がないか確認しましょう。タンスや本棚は、倒れてもベッドを直撃しない位置に配置するか、しっかりと固定することが大切です。

**窓ガラスの飛散防止**:窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることで、割れたガラスが飛び散るのを防げます。カーテンを閉めておくことも有効です。

**枕元の必需品**:懐中電灯、携帯ラジオ、メガネ、スリッパ、笛などを枕元に置いておきましょう。停電時でもすぐに手に取れるよう、決まった場所に置くことが大切です。

リビング・居室の対策

**家具の固定**:L字金具や突っ張り棒を使用して、背の高い家具はしっかりと壁に固定しましょう。食器棚の扉には開き防止のストッパーを付けることも重要です。

**避難経路の確保**:玄関までの経路に倒れやすい物を置かないよう心がけましょう。廊下や階段には手すりがあると、避難時の安全性が高まります。

**重いものは下に**:食器や本などの重いものは、なるべく低い場所に収納しましょう。高い場所からの落下は、重大な怪我につながる可能性があります。

備蓄の基本 - 最低3日分、できれば1週間分

災害時には、電気、ガス、水道などのライフラインが停止する可能性があります。復旧までの期間、自力で生活できるだけの備蓄が必要です。

水の備蓄

大人一人当たり1日3リットルが目安です。飲み水だけでなく、調理用、洗面用も考慮する必要があります。3日分なら9リットル、1週間分なら21リットルが必要になります。

ペットボトルの水は、直射日光を避けて冷暗所に保管し、賞味期限を定期的にチェックしましょう。私は年に2回、春と秋に備蓄品の点検を行うようにしています。

食料の備蓄

**主食**:米、パン、麺類など。米は無洗米が便利です。レトルトご飯や乾パン、カップ麺なども重宝します。

**主菜**:缶詰、レトルト食品、冷凍食品など。魚の缶詰、肉の缶詰、豆類の缶詰をバランスよく用意しましょう。

**その他**:野菜ジュース、果物の缶詰、調味料、お菓子類も大切です。特に高齢者には、普段食べ慣れているものを用意することが重要です。

日用品・医療用品

**衛生用品**:トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ、石鹸、歯ブラシなど。

**医療用品**:常備薬、救急用品、体温計、マスクなど。持病のある方は、最低1週間分の薬を確保しておきましょう。

**生活用品**:懐中電灯、電池、携帯ラジオ、ろうそく、マッチ、携帯電話の充電器など。

非常用持ち出し袋の準備と点検

自宅が危険になり避難が必要になった場合に備えて、非常用持ち出し袋を準備しておくことも重要です。

持ち出し袋に入れるべきもの

**最重要アイテム**:現金、通帳、印鑑、保険証、運転免許証などの身分証明書。これらはコピーを取って別々に保管することをお勧めします。

**生活必需品**:メガネ、入れ歯、常備薬、携帯電話の充電器。高齢者の場合、これらがないと大変困ることになります。

**衣類・防寒具**:季節に応じた衣類、雨具、毛布。避難所は冷暖房が十分でない場合があります。

**食料・水**:3日分程度の食料と水。重量を考慮して、軽量で日持ちするものを選びましょう。

定期的な点検の重要性

持ち出し袋は作って終わりではありません。年に2回は中身を点検し、賞味期限切れの食品や電池切れがないかチェックしましょう。

私は家族の誕生日に合わせて点検することにしています。記念日と関連付けることで、点検を忘れることがありません。

ご近所付き合いの大切さ - 共助の力

災害時には「自助・共助・公助」が重要だと言われますが、特に高齢者にとって「共助」、つまりご近所との助け合いは非常に大切です。

コミュニティとのつながり

**町内会・自治会への参加**:地域の防災訓練に参加することで、いざという時の連携がスムーズになります。

**日頃の挨拶**:普段から近所の方と挨拶を交わしていれば、災害時にもお互いを気にかけることができます。

**情報共有**:一人暮らしの高齢者の場合、緊急連絡先を信頼できる近所の方にお伝えしておくことも大切です。

地域の防災訓練への参加

多くの地域で年に数回、防災訓練が実施されています。「面倒だから」と参加を見送りがちですが、実際に体験してみると多くの学びがあります。

先日参加した地域の防災訓練では、消火器の使い方、AEDの操作方法、避難所での生活の疑似体験などを行いました。頭で理解していることと、実際に体験することの違いを実感しました。

スマートフォン時代の災害対策

現代の災害対策では、スマートフォンなどの情報機器の活用も重要になっています。

災害情報アプリの活用

**緊急地震速報**:設定を確認し、適切に受信できるようにしておきましょう。

**防災気象情報**:気象庁の公式アプリや地域の防災アプリをインストールしておくと便利です。

**安否確認サービス**:災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板(web171)の使い方を覚えておきましょう。

充電対策

災害時には停電が長期間続く可能性があります。モバイルバッテリーや手回し充電器を準備しておくことをお勧めします。

9月は総点検の月 - 今こそ行動を

9月1日の防災の日をきっかけに、この機会に改めて災害への備えを見直してみませんか。

チェックリスト

以下の項目について、できているものは○、まだできていないものは×をつけて、現状を把握してみてください。

 □ ハザードマップを確認し、自宅の災害リスクを把握している
 □ 避難場所・避難経路を実際に歩いて確認している
 □ 家具の転倒防止対策を行っている
 □ 寝室の安全対策を行っている
 □ 3日分以上の水・食料を備蓄している
 □ 非常用持ち出し袋を準備している
 □ 常備薬を最低1週間分確保している
 □ 近所の方との関係を築いている
 □ 防災訓練に参加している
 □ 災害情報を受信する手段を確保している

×がついた項目が多いからといって、落ち込む必要はありません。大切なのは、今から行動を起こすことです。

命を守るために今できること

私たちシニア世代は、これまで多くの災害を見てきました。その経験は貴重な財産です。しかし、経験があるからといって油断してはいけません。年齢を重ねることで、身体的な能力は確実に変化しているからです。

災害対策は「いつかやろう」と思っているうちは、なかなか進みません。「今日から始める」という気持ちが大切です。

まずは小さなことから始めてみてください。枕元に懐中電灯を置く、家族の連絡先を確認する、近所の方と挨拶を交わす。そんな小さな一歩が、いざという時にあなたと大切な人の命を守ることにつながるのです。

家族との話し合い

災害への備えは、一人で行うものではありません。家族全員で話し合い、それぞれの役割を決めておくことが重要です。

**避難場所の確認**:家族が別々の場所にいる時に災害が発生した場合の集合場所を決めておきましょう。

**連絡方法の確認**:携帯電話がつながらない場合の連絡方法も考えておく必要があります。

**役割分担**:避難時に誰が何を持ち出すか、高齢者や体の不自由な家族のサポートを誰が行うかなど、具体的に決めておきましょう。

終わりに - 備えは愛情の表れ

長年生きてきて思うのは、災害への備えは単なる物の準備ではなく、大切な人への愛情の表れだということです。

「自分はもう歳だから」と諦めるのではなく、「家族に心配をかけたくない」「地域の負担にならないようにしたい」という気持ちで備えることが大切です。

私たちが適切な備えをしておくことで、若い世代や支援者がより効率的に活動できるようになります。これもまた、社会全体の災害対応力向上につながる重要な貢献なのです。

台風の季節でもある9月、地震だけでなく様々な災害に対する備えを見直し、安心して暮らせる社会を一緒に作っていきましょう。

皆さんの防災対策への取り組みが、ご自身とご家族、そして地域の安全につながることを心から願っています。

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**※この記事の内容は2025年9月時点の情報に基づいています。最新の防災情報については、お住まいの自治体や気象庁のウェブサイトもご確認ください。**

**参考リンク**
- 気象庁https://www.jma.go.jp/
- 内閣府防災情報:https://www.bousai.go.jp/
- お住まいの自治体のハザードマップ