シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

メドベージェフの「切腹」発言について考えてみた

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

久しぶりの投稿です。

昨年の夏にギックリ腰を、冬には大腸ポリープの摘出と色々ありました。

健康がなによりと感じる今日この頃です。

皆さま、お体ご自愛下さい。

 

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ロシアのメドベージェフ前大統領が、めちゃくちゃな発言をしています。

朝日新聞DIGITAL』2024年1月30日付。

 

ロシア前大統領「悲しいなら切腹を」 北方領土めぐる岸田首相発言に [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 

ロシアのメドベージェフ前大統領は30日、岸田文雄首相が同日の施政方針演説で、領土問題を解決して日ロの平和条約締結の方針を堅持すると表明したことについて、「いわゆる北方領土についての『日本人の感情』は知ったことではない。それは『係争中の領土』でなく、ロシア(の領土)だ」とSNSで主張した。

北方領土について「それは『係争中の領土』でなく、ロシア(の領土)だ」だそうです。

ムカつきます。


でも、これってメドの本音なんでしょうね。

プーチン北方領土を返す気なんて、1ミリもないのでしょうし、前々から全然なかったと思います。


じゃあ、なぜプーチンはかつて、安倍さんと仲よくしていたのでしょうか?

北方領土、返してあげようかな」という素振りを見せれば、日本から金と技術を奪うことができるからでしょう。

それ以外の目的なんかあるとは思えません。

安倍さんはプーチンに大きな決断(国論を二分するような)をしています。

それは2018年11月の安倍さんの決断、「4島一括返還論」を捨て、「2島(先行)返還論」です。

 

四島一括か二島先行か…揺れ続けてきた日露交渉史(1/2ページ) - 産経ニュース (sankei.com)

 

シンガポールプーチンと会談した安倍さんは、〈1956(昭和31)年、(日ソ)共同宣言を基礎として、平和条約交渉を加速させる。本日そのことでプーチン大統領と合意いたしました。


と発言しました。

 

「日ソ共同宣言」の「骨子」は、「平和条約締結後、歯舞、色丹を引き渡す」です。

国後、択捉には言及していません。

一方、日本政府の要求は、これまで長年「4島一括返還」でした。

「日ソ共同宣言を基礎として」ということは、首相が「2島返還論者」になったことを意味します。


ところがプーチンはこの後、「北方領土返還には日米安保の解消が必要だ」などと発言しはじめました。

結局、プーチンには、最初から北方領土を返還する気がなかったんです。

ただ、日本をだますことで、金と技術をチョロまかす、だけなんでしょう。

だから今回のメドの発言は、「ロシア上層部の総意」と考えて多分間違いないでしょう。

 

その上で、「特に悲しむサムライは、伝統的な日本の手法で人生を終えればいい。

切腹だ。

もちろん勇気があればだが」と述べ、

「広島と長崎(での米国による原爆投下)を記憶から完全に消し、米国といちゃいちゃするのが楽しいのだ」と、切腹の場面の写真も添えて、日本人をからかうような投稿をした。

そこまで言うか!って感じです。

こんな品のないヤツが前大統領とは、ロシアも落ちるところまで落ちたなって感じます。


そして、現大統領プーチン国際刑事裁判所から指名手配されているリアル「戦争犯罪容疑者」ですから、「どっちもどっち」です。

 

BBC NEWS JAPAN』2023年3月18日付。

プーチン大統領らに逮捕状、ウクライナ侵攻めぐる戦争犯罪容疑 国際刑事裁判所 - BBCニュース

〈オランダ・ハーグに本部を置く国際刑事裁判所ICC)は17日、ウクライナ侵攻をめぐる戦争犯罪容疑で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領らに逮捕状を出した。

ICCは、ロシアが占領したウクライナの地域から子どもたちをロシアへと不法に移送しており、プーチン氏にこうした戦争犯罪の責任があるとしている。〉

 

前大統領メドが日本を侮辱しました。

ムカつきますが、、気にしなければいいんです。

彼から「切腹しろ!」と言われても、何の実害もないですもん。

 

でも、「気にした方がいいこと」もあります。

それは、「ロシアが北海道を狙っている」かも、ってことです。

ミロノフ元上院議長は、【北海道はロシア領】と宣言しています。

 

『時事』2022年4月9日付。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて日本が対ロ制裁を科す中、ロシアの政党党首が「一部の専門家によると、ロシアは北海道にすべての権利を有している」と日本への脅しとも受け止められる見解を表明した。

見解を表明したのは、左派政党「公正ロシア」のミロノフ党首で、1日に同党のサイトで発表された。公正ロシアは政権に従順な「体制内野党」。ミロノフ氏は2001~11年に上院議長を務めた。

 

これって、ほとんどの日本人は、「ただのジョークやろ?!」と気にしないでしょう。

どういう根拠で、ロシアは北海道の領有権を主張するのでしょうか?

 

ZAKZAK by 夕刊フジ』2023年11月20日。

【江戸幕府の北方防衛】プーチン大統領「アイヌはロシアの先住民族」差別理由に北海道侵攻!? 幕府の「蝦夷地」防衛の歴史を国民共有の知識に(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2018年12月、モスクワで開かれた人権評議会で、アイヌ

「ロシアの先住民族」に認定する
考えを示した。


プーチンは、「アイヌはロシアの先住民族だ」と認定しました。

それが、北海道侵略とどうつながってくるのでしょうか?


「日本政府がロシアの先住民族アイヌを迫害している。助けなければ!」と宣言し、侵攻してくる。


ウクライナは、ルガンスク、ドネツクのロシア系住民を迫害している。助けなければ!」

これが、プーチンの「ウクライナ侵略」のロジックの一つです。

同じように、「日本は、ロシアの先住民族アイヌを迫害している。助けなければ!」

と宣言し、侵攻してくる可能性があります。


まったく、冗談のような話ですが、イメージしてみてください。


台湾有事が起こったとしましょう。

日本は、アメリカと共に台湾を支援しています。

日本国中が大騒ぎになっているでしょう。

その時を狙って、ロシア軍が突然北海道に侵略してきたらどうしましょう?

日本は、南で中国、北でロシア、二正面で戦うことになります。

プラス、韓国と北朝鮮との間で戦争が始まっているかもしれません。

その時、準備はできているでしょうか?

もちろん、できていないでしょう。

 

だから、日本が今すべきことは、二つあると思います。

1、ロシアの侵攻に備え、北海道の守りを固めること。

2、ウクライナへの支援を減らすのではなく増やすこと。

 

それはなぜ?

ウクライナがロシアと戦っている間、ロシアは北海道を侵略できないでしょう。

そんな余裕、ないですもん。

でも、ウクライナが負けて、ロシアに余裕ができれば…

プーチンが「そろそろ北海道をもらおうか...」となるかもしれません。


だから、ウクライナは、「日本のためにロシアと戦ってくれている」

と私は思うのです。

 

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550万円で家が購入できる⁉

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重い住宅ローンのイラスト

 

私たちの人生最大の「しばり」って何でしょう?

 

いろいろあると思うんですけど、私は、「家の30年ローン」があると思います。

  

家を一戸、購入するためにした借金を、25年~35年間、長い場合、40年返済しつづける…

 

これは、多くの人がしていることではないでしょうか?

ですが、よくよく考えると、これって人生の「猛烈なしばり」ですよね。

私の経験からしても…

 

実際の戸建て住宅の実質的な寿命ってどのくらいあるのでしょうか?

異論はあると思いますが、日本の家って、ほとんどの場合30年間住めるように設計されているのではないでしょか。

だから、ローンを完済する頃は、住めなくなる設計だと思うのです。

また、「ローンを完済したら、リフォームに1000万円必要だ」と言われるケースもあります。

特に水回りとか…

 

高齢の両親の家と土地を私は処分しました。

四十数年住まいした住宅の価値は「ゼロ」と言われました。

 

また別の多くの人は、賃貸住宅にも住んでいます。

とはいえ、賃貸住宅に住み続けるのにもリスクがあるようです。

 

「60歳過ぎると、家を借りることが難しくなる」という問題があるというのです。

つまり、大家さんが60歳以上の人には貸したがらないケースが多いってことです。

 

この問題には、国も早急に取り組むべきではないでしょうか?

 

 問題を整理すると。

 

・住宅ローン30年は、猛烈な「しばり」である。

 ・日本の住宅はしばしば「30年住めるよう」に設計されており、ローンを完済するころ高額のリフォーム費用が必要になることが多い。

 ・だからといって賃貸に住み続けても問題は起こる。

 ・60歳を超えると、家を借りることが難しくなる。

  

どうすればいいのでしょうか?

「安い家」があればいいですよね。

  

国土交通省によると、土地と一戸建てを購入した場合の建設費用は、平均4615万円

自分の土地に一戸建てを建設する場合は、平均3555万円だそうです。

  

では、550万円で家が購入できたらどうでしょうか?

 

「そんなのあるわけないじゃん!」

 

と普通の人は(私も)思うでしょう。

 

しかし、技術革新によって可能になっているようなのです。

 

(株)セレンディクスは、なんと3Dプリンター」で家を作っています

 

3Dプリンター住宅」は、2023年8月から販売されています。

 

49平米の1LDK住宅の価格は、なんと550万円(!)。

 

しかも、建設期間はわずか2日(!)だといいます。

 

飯田COOは、言います。

 

「30年の長い住宅ローンは大きな課題だと思っていて、もっとロボット化することで 家を買う値段で家を買えるそういう新しい社会に変えたい。

 住宅の支払いが全部なくなったらどんな自由があるかというのが我々は非常に大事だと思っています。」

 

3Dプリンター住宅には、「安い」「はやい」以外にもメリットがあります。

3Dプリンターが家を建てるので、施工人員を97%削減(!)することができるのです。

 

 

少子高齢化、人口減少問題が深刻な日本です。

当然、人手不足も深刻な問題になっています。

 

それで、現在「外国人労働者を大量に受け入れて、安くこきつかってやれ!」という、事実上の「差別的移民政策」がとられています。

でも、円安と日本経済の衰退で外国人労働者も来てくれなくなると思いますけど…

 

しかし、3Dプリンター住宅なら、人手不足に悩まされることもなく、外国人労働者を大量に受け入れて、安くこきつかう必要もありません。

 

私はこういう、人々を幸せにする技術革新は歓迎です。

3Dプリンター住宅も、こういう感じのイノベーションと言えるのではないでしょうか。

 

「家は高い」

「30年ローンは当たり前」

という常識を破壊する、まさに住宅革命と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに3Dプリンター住宅、発売開始1か月で1050軒売れたそうです。

主な顧客は60歳以上の人たちだそうです。

60歳超えると「家を貸してくれなくなる」という現象と関係があるようですね。

 

(株)セレンディクス飯田COOは、「貧困がない社会」を目指しているそうです。 

 

「いまの日本人の40%は、一生住宅を持てないという状況。

これは過去10年間で10%上昇している。

家に非常に困っている人たち。

それを解決することがSDGsでいう「貧困をなくす」という部分につながっていくと考えています。」

 

550万円、2日で完成の3Dプリンター住宅に関する記事は、こちらをごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=jqb6BWbvaeY


www.youtube.com

 

ちなみに私は、こちらの会社の回し者では決してありません。

 

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ロシアにドローンを提供しているのは中国!?

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暑い、そして熱い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今回もウクライナ情勢です。

私は今現在のウクライナ戦争最大の勝者は、中国だと思います。

 

それは、中国が、ヨーロッパが買えなくなったロシアの原油天然ガスをたたき売りの破格値で大量に買うことができるからです。

 

さらに、支払いは「 人民元 」ですもんね。

 

ウクライナ侵攻の結果、ロシアは、欧米、ドル、ユーロ圏のSWIFT(国際銀行間通信協会)から外されました。

 

そして、【 人民元圏 】に入ってしまいました。

 

結果、ロシアは、中国の【 属国 】中華人民共和国ロシア省になっちゃいました。

 

 

そんな中国の「ウクライナ戦争感」はどんなものなんでしょうか?

 

二つある、と思います。

 

 

1、ロシア弱体化は大歓迎しちゃう

ロシア属国化をますます進めやすくなるから。

 

 

2、でもロシアが負けては困っちゃう

プーチンが失脚して、親欧米派のロシア大統領が誕生したら困るから。

 

 

中国属国化をやらかしたプーチンは、中国には、とっても「いい大統領」なんですね。

後継者は、親中のミシュスティン首相、パトルシェル安全保障会議書記、あるいは彼の息子のドミトリーが望ましいらしいです。

 

 

とにかく「ロシアが負けては困っちゃう」という話なんです。

 

陸上戦でなかなか勝てないロシアは、ミサイルやドローンを使った攻撃を続けています。

 

NHK NEWS WEB7月24日。

ロシア軍がウクライナ南部オデーサへの攻撃を繰り返す中で、ウクライナ側はロシア軍の無人機による新たな攻撃で少なくとも4人がけがをしたと発表しました。

 

ウクライナ南部オデーサ州の当局は24日、ロシア軍が無人機による新たな攻撃を行い、少なくとも4人がけがをしたほか、穀物倉庫が破壊されたとSNSに投稿しました。

 

この無人機、ロシア軍は、「どこ」のものを使っているんでしょうか?

 

これまでは「イラン製」だといわれてきました。

 

もちろん「イラン製による攻撃」もあるんでしょうけど・・・。

 

www.youtube.com

 

共同7月25日。

 

米ニュースサイトのポリティコは24日、ウクライナに侵攻したロシアが今年、中国から1億ドル(約141億円)相当の無人機を輸入したと報じた。

税関の記録から判明したとしている。ウクライナが中国から輸入した額の30倍に当たり、専門家は「中国が侵攻に中立の立場を主張しながら、実際にはロシアを支援しているのは明白だ」と指摘した。

 

ANNnewsCH


www.youtube.com

 

 

中国がロシアに無人機を輸出している。

これが、ウクライナ攻撃に使われている可能性が高いことがわかってきたんです!!

 

 

日欧米がウクライナを支援する。

中国がロシアを支援する。

 

 

こうなるとどっちも力が尽きず、戦争が長期化する可能性が高くなっていきます。

一日も早いこの戦争の終結を願っているのに…

 

 

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プリゴジン、終わった?

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ロシア情勢、日に日に激変するので、追うのが大変です。

特にここ数日、プリゴジンの反乱とも言える騒動が注目されています。

 

その前にプリゴジンの略歴を簡単に…

 

プリゴジンは1961年、プーチンと同郷のレニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)で生まれました。

1980年代は、強盗、窃盗、詐欺などの容疑で、ほとんどの期間、刑務所で過ごしました。(確かにムショ暮らししてたそうな顔してる…)

1990年代、ホットドック販売からビジネスをスタートして、スーパーマーケット、カジノ、レストランなどで富を蓄積して行ったそうです。

船の上に作った「ニューアイランド」というレストランの評判がよくて、プーチンが、フランスのシラク大統領やアメリカのブッシュ大統領を連れてくるまでになりました。

それでプリゴジンは、「プーチンのシェフ」と呼ばれるようになったそうです。

 

2014年3月、ロシアは、ウクライナからクリミアを奪います。

2014年4月、ルガンスク、ドネツクの親ロシア派が独立を宣言します。

ウクライナ政府は、当然独立を容認せず、内戦が勃発します。

プリゴジンはこの年、民間軍事会社「ワグネル」を創設し、ルガンスク、ドネツクの親ロシア派を支援するようになります。(ロシアでは民間軍事会社の存在自体が違法だそうです。)

「ワグネル」は成長し、ウクライナだけでなく、シリアやアフリカ諸国でも戦うようになります。(いや、これは暴走でしょう。)

いつも実戦の中にある彼らは、違法な民間軍事会社でありながら、いつの間にか「ロシア最強の戦力部隊」になっていったのです。


2022年2月24日、ウクライナ戦争勃発。

プリゴジンとワグネルは、最前線で戦い、ウクライナ軍を苦しめました。

プリゴジンは、ショボいロシア軍、特にショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長への怒りを募らせてゆきます。

「自分たちは祖国のために命を懸けて戦っているのに、ショイグ、ゲラシモフは寝ているのか!?」

SNSの時代ですから、活発に情報発信します。

ロシア軍の弱さに憤りを感じていた極右勢力の人たちは、彼の激辛コメント・動画に熱狂します。

そして、プリゴジン人気は、うなぎ登りになります。


5月5日、プリゴジンは鬼の形相(普通にしても怖い顔)で、「弾薬が70%足りん!ショイグ、ゲラシモフ、弾薬はどこだ!?!?」と絶叫する動画を公開しました。

https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjgvI_l3d__AhXCaN4KHbrsDRAQFnoECCgQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Farticles%2FASR555H7RR55UHBI013.html&usg=AOvVaw2F0aa6Hz46IRDvjcv0N8_v&opi=89978449


5月9日、ついにプリゴジンは、プーチンのことを批判します。

言うに、プーチンは「クソ野郎」。

これで、「プリゴジン終わった」と思いました。

ロシアでプーチンの悪口をいう人の最期は決まっているからです。

 

その後、
・5月20日プリゴジン、「バフムト完全制圧宣言」。プーチン祝意

・5月25日、ワグネル、バフムトからの撤退開始。

・6月1日、ワグネル、バフムトをロシア軍に引き渡し。


最前線で戦うプリゴジンは、最強戦力です。

だから、彼がどんな破天荒なことをいっても、手出しされませんでした。

でも、前線を離れたプリゴジンは、即「用済み」です。


6月13日、ロシア国防省は、志願兵や民間軍事会社は、7月1日までに「ロシア軍と契約を結ばなければならない」と決定しました。

目的は明らかにワグネルを指揮下にいれることです。

要するに、「ワグネルはロシア軍の傘下に入れ」ってことです。

プリゴジンは、即「いやだ」と言います。


6月13日、プーチンが、「国防省の決定を支持する」と宣言します。

でもプリゴジンは、その後も契約を拒否する姿勢を崩しません。

 

6月23日の夜、プリゴジンは、ロシア軍がワグネルの陣地を攻撃したとする動画を公開しました。

本当にロシア軍がワグネルを攻撃したのかどうか、はっきりはわかりません。

「自作自演」だとしたら、その理由は、「反乱開始の口実づくり」ということでしょうね。

この後プリゴジンは、「ショイグがワグネルを破壊しようとしている」と非難します。

そして、「正義の行進を開始する」と宣言しました。

プリゴジンが非難したのは、ショイグが中心です。

プーチン批判をしなかったのは、「プーチンが味方してくれるかも」と期待したからでしょうね。

しかし、プリゴジンはすでにプーチンのことを「クソ野郎」と呼んだので、それは「無理ゲー」です。


プリゴジンの発言を受け、ロシア軍は、モスクワにある、議会、FSB本部、モスクワ市役所など主要施設の警備を開始。

 

そして、共同6月24日。

ロシアの国家テロ対策委員会は23日、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が「武装反乱の呼びかけ」をしたとして連邦保安局(FSB)が捜査に着手したと発表した。ロシア主要メディアが伝えた。


24日、日本時間の昼頃になると、

「ワグネルがロストフ・ナ・ドヌに入った」という情報が入ってくるようになりました。

そして、ワグネルは、ロシア軍の拠点を制圧することに成功します。

その後ワグネルは、北上し、ヴォロネジのロシア軍拠点を制圧。

さらにモスクワへの進軍を開始します。

さてプーチンは、どう動くのでしょうか?

緊急演説を行い、断固たる姿勢で反乱を鎮圧する決意を語りました。

 

6月24日FNNプライムオンライン。

プーチン大統領は24日、緊急演説で

「われわれが直面しているのは裏切りだ。
故意に裏切りの道を歩んだ者、武装蜂起を準備した者、恐喝やテロリズムの方法をとった者は、すべて避けられない罰を受けることになる」と警告し、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏の行為を「理不尽な野心と私利私欲」と非難し、断固たる行動をとるよう指示したと述べた。

 

さらに、ワグネルはその後、モスクワから200キロの地点まで進軍します。

ところがプリゴジンは、ここで、「流血の事態になろうとしている。この責任を理解し部隊を野営地に戻す」と宣言し、実際に引き返したのです。

 

なぜプリゴジンは、引き返したのでしょうか?

まず、はっきりわかっているのは、ベラルーシのルカシェンコが、仲介をしたということです。

 

テレ朝ニュース6月25日。

ロシアの隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領は「ワグネル」のプリゴジン氏と緊張緩和で合意したことをプーチン大統領に伝えたと発表しました。

ベラルーシの国営メディアは24日、プーチン大統領の合意の下でルカシェンコ大統領が武装蜂起した「ワグネル」のプリゴジン氏と電話会談したと発表しました。

一日かけて交渉が行われた結果、プリゴジン氏はロシア国内での「ワグネル」の進軍を停止し、緊張緩和の措置を講じる提案を受け入れたとしています。

この交渉の結果は、ルカシェンコ大統領からプーチン大統領に報告されたということです。

 

判明しているのは、クレムリンが提示した条件の一部です。

 

ロイター6月25日。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、武装蜂起を呼びかけたプリゴジン氏に対する犯罪容疑を取り下げると明らかにした。
同氏とワグネル戦闘員の安全を保証する以外に何らかの譲歩をしたかについては言及を避けた。

つまり

プリゴジンに対する犯罪容疑を取り下げる。

プリゴジンとワグネル戦闘員の安全を保証する。

 

私の想像ですが、

ワグネルの戦闘員は2万5000人しかいません。

これで、全ロシア軍に勝つことなんかできやしません。

じゃあ、どうすれば勝つことができるのでしょうか?

ロシア軍がプリゴジン側に大挙して寝返れば、勝てる可能性があり、です。

でも、それは起こらなかった。

プリゴジンは、自身を「過信」した可能性ありです。


そして、モスクワへ向かうルートは限られていると思いますので、ロシア軍がフルで迎撃すれば、ワグネルに勝ち目なんかありません。


だから、プリゴジンは、「勝ち目なし」と判断して、ルカシェンコの提案に乗っかったのかもしれません。

詳細は、そのうち、わかってくることでしょう。

 

プリゴジンは、ウクライナ戦争という特殊な状況で登場し、その超過激な発言で注目を集めました。

「最前線で戦っている」という事実が、彼の発言に重みを与えていたのです。

しかし、彼がプーチンを批判し始めた時、彼の運命は決まりました。

今回の反乱で、プリゴジンの時代は終わると思います。


プリゴジンベラルーシに逃れることができるかもしれません。

でも、プーチンが危険な裏切り者をそのまま放置することはないと思います。

多分、始末されるでしょう。

プリゴジンが生き残れるとしたら、彼が死ぬ前に、プーチンが失脚したり、死ぬ場合でしょう。

 

過去記事です<(_ _)>

tadashian.hatenablog.com

 

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G7広島サミットについて考えてみた

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

先日のG7広島サミットでは、交通規制等があって生活に影響を及ぼされた方も多くおられたのではないでしょうか。

 

隣の県でしたが、私は交通規制の道路標識を見て感じたものです。

 

さて、今回のサミットのメインテーマは「核なき世界」でした。

理想的すぎるかもしれません。

でも、広島を舞台にすれば、当然のテーマだと言えます。

本当に核兵器はなくなるのか?

理想を掲げ続ければ、50年後・100年後には実現できるかもしれません。

ひょっとすると近い将来、広島サミットでの首脳がそろって原爆慰霊碑に献花した写真が教科書に載っているかもしれません。

 

ただ、現状はどうなのか?

プーチンは相変わらず、ウクライナに対して核の恫喝をしています。

米・英・仏が核軍縮を本当にするのか?

今の世界情勢では、疑問符を打たざるを得ません。

でも、核なき世界、理想を掲げることはとても素晴らしいことだと思います。

 

やはり、今回のメインテーマは「ウクライナ」でしょう。

 

今、世界の問題といえば、3つあると思います。

1、ロシアのウクライナ侵攻問題

2、中国による台湾有事問題

3、北朝鮮の問題

 

現在進行形で喫緊に取り組まなければならないのが、やはり①のロシアとウクライナの問題です。

なにしろ、リアルで1年以上続いていますし、

②の中国と台湾の問題に多大な影響を与えると思うからです。

 

もし、ロシアがウクライナに勝ったとしましょう。

そうすると、習近平

「日米欧の支援を受けたにもかかわらず、ロシアが勝った。んじゃ、台湾もサクッと取りに行っても勝てるだろう。」

と台湾有事の可能性が格段に高まります。

 

逆にウクライナが勝って、ロシアのプーチンが失脚すれば、どうなるでしょう?

習近平

「日欧米の支援を受けて、ウクライナが勝って、プーチンが失脚した。こりゃ、台湾侵攻したらヤバイな、俺も失脚するかもしれん。」

と思い、台湾侵攻の可能性がかなり減ることと思います。

 

つまり、

・ロシアが勝てば、中国の台湾侵攻の可能性が高まり

ウクライナが勝てば、中国の台湾侵攻の可能性が低くなる

 

ということで、日本はウクライナに支援することで

「中国による台湾侵攻を防ぐ戦いをしている」と思います。

 

なんで、日本はウクライナを支援しつづけるのでしょうか?

それは、中国との戦争を回避するためだと言えるのです。

 

G7サミットでは各国一枚岩のように見えました。

でも実状はそうでもなさそうです。

 

ドイツ・フランス・イタリアなどは、「多少、領土ではウクライナが譲歩して停戦に持ち込みたい」と思っているのではないでしょうか。

なんといっても、陸続きですし、天然資源の多くをロシアに依存していました。

脱ロシアに一斉に傾きましたが、そのため、インフレが進行しています。

日本も電気代が値上がりしていますが、ドイツでの電気代の値上がり幅は半端ではなさそうです。

 

だから、ドイツやフランス・イタリアの人々のなかには「なんで、ウクライナのため俺たちが犠牲にならなきゃいけないんだ!」と思っている方が一定数、いると思います。

 

実際のウクライナ支援の中心はアメリカとイギリスでしょう。

特にアメリカはというと、

 

www.youtube.com

ANNnewsCH3月5日

アメリカ・ファースト」を強調するトランプ前大統領が演説を行い、大統領に返り咲いたら真っ先にウクライナ支援を停止するなどと述べ、自身への支持を訴えました。

 

トランプさんが返り咲いたら、ウクライナ支援を真っ先にやめるとのことです。

この方、良くも悪くも、有言実行の方なんでウクライナ支援をやめる可能性が高いと言えます。

ゼレンスキーに残された時間はもう長くないのかもしれません。

 

また、岸田さんといえば、3月にキーウへ電撃訪問しました。(G7首脳で最後でしたけど)

ウクライナの大地に平和が戻るまで、日本は共に歩んでいきます!」と決意のほどを語っていました。

 

そして、ゼレンスキーは広島サミットに招待され、リアルにG7の首脳と会うこともできました。

「今回は総理の招待で初めて対面で(G7サミット)に参加することができて大変うれしく思っている」

ウクライナの主権と領土の一体性、ウクライナの人たちに対する支持を表明してもらい、一生忘れない」

 

一生忘れない」のだそうです。

平和主義を掲げる日本は、ウクライナに武器支援ができません。

でも、岸田さんは、G7の国々が、一体化してウクライナ支援を継続する決意を固める場を提供したのです。

 

これを見てもG7広島サミットは成功だったと思います。

 

ウクライナでは、反転攻勢がはじまっているようです。

この勢いでウクライナが勝利し、習近平が「やっぱり台湾侵攻は無理」となることを願いたいです。

そして、この戦争が1日でも早く終わりますように。

 

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ウクライナ軍の反攻でロシアが敗北する可能性

 

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

皆さん、お元気でしたか?

ブログを更新する元気がなかった訳ではなかったのですが、

この一年も色々なことがありました。

 

ロシアによるウクライナ侵攻もありました。

電気代、そして卵の値段もびっくりするくらい上がりましたね。

私の地元(山口4区)選出の安倍元首相の襲撃事件は余りにも衝撃的でした。

今更なのですが、来週の日曜日(4月23日)には補選が行われます。

ちなみに私は昨日、期日前投票に行ってきました。

ただ、田舎なので、次回の衆院選から一区分なくなりますけど・・・

 

この本、安倍さんの本音トークもあって、すぐ読破してしまいました。

彼なら、ロシアとウクライナ和平を何とか出来たのではないかと思っています。

 

話はロシアによるウクライナ侵攻についてです。

ワグネルのトップがウクライナ軍の反攻で敗北する可能性がある、ということです。

 

民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジンとは

ja.wikipedia.org

 

プリゴジンは1961年、レニングラード(今のサンクト・ぺテルブルグ)で生まれました。

1980年代は、強盗、詐欺などの容疑で、ほとんどの期間刑務所にいたそうです。

1990年、ホットドック販売を開始し大成功。

その金を元手に、食品チェーン、カジノ、水上レストランなどを設立していきます。

プリゴジンの水上レストラン「ニューアイランド」は評判がよく、プーチンが、フランスのシラク大統領や、アメリカのブッシュ大統領を連れてくるほどになりました。それで、今に至るまで、プリゴジンのあだ名は、「プーチンのシェフ」だそうです。


プリコジンは、プーチンとの個人的な関係をフル活用して富を蓄積していきます。プリコジンの会社は、学食やロシア軍に食事を提供する権利を獲得して、大儲けしました。


でもやっぱり、プリコジンを有名にしたのは、民間軍事会社「ワグネル・グループ」の設立者としてです。

彼が「ワグネル」を設立したのは2014年。この年の3月、ロシアはウクライナからクリミアを奪いました。

4月になると、ルガンスク、ドネツクの親ロシア派が独立を宣言。

ウクライナ政府は当然これを容認せず、内戦が勃発しました。

プリゴジンはこの年、ワグネルを作り、ルガンスク、ドネツクに戦闘員を送り込んだみたいなのです。

もちろん、プーチンの命令で作ったのでしょうけど・・・


ちなみにロシアで民間軍事会社は違法だそうです。だったらそんなもん作んなよと言いたいです。

だから、ウクライナ侵攻がはじまるまで、その存在が知られることはなかったみたいです。

でも、ワグネルはその後、中南米やアフリカ諸国、シリアなどにも傭兵を送るようになったため、世界の諜報機関は、その存在を知ったのです。

ja.wikipedia.org


2022年2月24日、ロシアがウクライナ侵攻を開始。

ロシアのメディアは、「2~3日で首都キーウを陥落させて特別軍事作戦は終わる!」と言っていたみたいです。

でも、特別軍事作戦(侵攻戦争)はプーチンの予想を上回って長期化し、世界中の人が、「ロシア軍は軍事力世界2位っていうけど、案外弱いな」
ということが分かったのです。

ロシア正規軍はショボい・・・

そんな中、ウクライナ軍を苦しめているのが、プリゴジン率いる「ワグネル・グループ」です。

プリゴジンは、正規軍のだらしなさに対する憤りと、自分が大活躍しているという驕りから、次第に物言うようになっていきましたね。

昨年の11月には、

news.yahoo.co.jp

 

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を過小評価してはならない。強く、自信に満ちたリーダーだ」

と発言しています。

これは、ロシアの「公式見解」とは、ぜんぜん違います。

ロシア政府や国営メディアは、ゼレンスキーを、「ネオナチで麻薬中毒者」と決めつけています。

ところが、プリゴジンは、「強く、自信に満ちたリーダーだ」といっています。

この発言から、プリゴジンが、プーチンを屁とも思っていないことがわかります。


戦場で活躍するプリゴジンとワグネル・グループの傭兵。

その一方で、ロシア軍の体たらくをボロクソいうプリゴジン


ロシアの支配者たちは、プリゴジンを、うるせぇヤツだと思っているようです。

そして、彼からバカにされているロシア軍との関係も、超悪いみたいなのです。

 

そして、4月15日、爆弾発言。日経新聞4月15日より

 

www.nikkei.com

ロシアによるウクライナ侵略で、露軍側で参戦している露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明を交流サイト(SNS)上で発表した。同氏はまた、露軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性がある

ロシア軍は「ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性がある」そうです。

プーチンは1月、ロシア軍のトップ、ゲラシモフ参謀総長ウクライナ特別軍事作戦の総司令官に任命しました。

ロシアのハイブリッド戦略を考案した、世界的に著名な戦略家であり、ロシア軍のラスボス・・・

 

この本も面白かったのですぐ読めました。

プーチンは、ゲラシモフに「3月中にルガンスク州ドネツク州を完全制圧せよ!」と命令しました。

しかし、4月半ば過ぎても、その作戦は完了していません。

そして、ウクライナには、ヨーロッパから戦車、戦闘機がどんどんと入ってきています。

ウクライナ軍は大規模な反転攻勢の準備を進めているんです!

プリゴジンは、撃つべくウクライナ軍の反転攻勢で、「ロシア軍は敗北する可能性がある」と見ているんです。


ワグネルは、ドネツク州の最激戦地バフムトの前線で戦っています。戦況をよく知るプリゴジンの言葉には真実味がありますね。


では、プリゴジンは、何を提案しているのでしょうか?

 

プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張した。(同上)

 


ロシアは昨年9月、ルガンスク州ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州を一方的に併合しました。

しかし、ほぼ全州を支配できているのはルガンスク州だけです。

つまり、プリゴジンは、「ルガンスク州ほぼ全部、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州の一部で、ロシアは停戦交渉しろ!」と。


ですが、この話は、ゼレンスキーとウクライナ国民が絶対納得しないでしょうね。ロシアは、どういう根拠で、ヘルソンやザポリージャまで併合したのでしょうか?

「ルガンスク、ドネツクで迫害されているロシア系住民を救う」という話だったではないのでしょうか。

戦闘はつづく可能性が高いのですが、つづいた場合の結末は・・・?

 

停戦しない場合、露軍はウクライナ軍の反攻で占領地域を奪還され、威信も失う恐れがあると指摘。(同上)

 

つまり、ウクライナ軍の反攻で、ルガンスク、ドネツクザポリージャ、ヘルソン、

ひょっとしたらクリミアも奪還される可能性があると。

さらに、プリゴジンは、明らかに反逆的発言もしています。

 

ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」とも述べ、「ウクライナはロシアの一部だ」とするプーチン露大統領の持論に暗に異を唱えた。(同上)

 

プリゴジン、今は戦時の貴重な戦力なんで、何かされる(暗殺等)ことはないでしょう。

しかし、プーチンやロシアの支配層が彼を必要としなくなれば、捕まったり、殺されたりする可能性もでてきそうですね。


というわけで今回は、ワグネルのトップが、「ロシア軍は負けるかもしれない」と本音を言い始めたことでした。

 

ほんとうに、早く早く、この戦争が終わることを願います。

 

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【ウクライナ侵攻】は○○問題とつながっている

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

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*** 先日、孫を連れて、動物園に行ったら、動物より人間の数の方が多いんじゃないかって思うくらい人の流れが戻っていて、びっくりしてしまう今日この頃です***

 

ロシアによるウクライナ侵攻がつづいています。

もう、すでに侵攻開始から3か月も経過しました。

プーチン自身は3日で終わると予想したようですが…

元お笑い芸人のゼレンスキーなら直ぐに国外逃亡すると踏んだのでしょうね。

 

私たち、普通の日本国民にとって、ウクライナ侵攻とは、何なんでしょうか?


ウクライナの人達、かわいそう!!

プーチン、極悪非道で、ひどすぎ!

ということだとも思います。

 

日常生活における影響を鑑みれば、


・エネルギー価格、穀物価格が上昇して、それが物販に波及してしまい、すべての値段が上がってします。悪いインフレ、ですね。

私たちの日常生活が、圧迫されていますね。

 

でも、私は、「ウクライナ侵攻」は、もっと大きな問題を含んでいると思います。

それは日本にとってのウクライナ侵攻は、「中国問題だ」ということです。

 

これって、どういうことでしょう?

今回、ロシアは、ウクライナに侵攻しています。

中国は、日本と欧米の動きをガン見しています。


NATOは、ウクライナ軍と一緒に戦うのかな?or戦わないのかな?

経済制裁は、本当に厳しいものなのかな?orそれとも口だけで大したことないのかな?

・ロシア軍は、ウクライナ軍に圧勝できるのかな?orそれとも苦戦するのかな?orまさか、負けるとか?


なぜ、中国は、日本や欧米の動きをじっと見ている必要があるのでしょうか?

そうです、それは中国が台湾に侵攻した時の日本・欧米の動きを、シミュレーションできちゃうからです。

 

中国が台湾に侵攻したら、

アメリカ軍は、台湾軍と一緒に戦うのかな?or戦わないのかな?

経済制裁は、本当に厳しいものなのかな?orそれとも口だけで大したことないのかな?

・中国軍は、台湾軍に圧勝できるのかな?orそれとも苦戦するのかな?orまさか、負けるとか?


今回のウクライナ侵攻で、

NATO軍は、ウクライナ軍と一緒に戦わないことがわかりました。

経済制裁は、SWIFTからの排除などで、かなり厳しいことがわかりました。

(ロシアの約10倍の経済規模をもつ中国、かつ中国経済に深く依存する日本が、同様の制裁を科すことができるか疑問ですけど・・・)

 

現在ロシア軍は、非常に苦戦していて、ウクライナ制圧が簡単でないことがわかりました。

中国はこれらのことを全部見ていて、


・台湾に侵攻するメリット

・台湾に侵攻するデメリット


を天秤にかけて、侵攻するか、しないかを、決めるでしょうね。

だから、日本は、欧米と歩調を合わせて、プーチンを止める必要があります。

 

もし、ここでプーチンを止めなければ、習近平も、「台湾に侵攻しても、日本・欧米はたいしたことできなかったじゃん!」

となって、台湾侵攻を決断を下す日が早まるでしょうね。

 

というわけで、


ウクライナ問題は、即、台湾問題とつながっている。

プーチンウクライナ侵攻を止めることは、習近平の台湾侵攻を止めること。


岸田総理は、このことを忘れずに各国首脳との会談に臨んでいただきたいと思います。

 

 

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