心はいつもどまんなか。by tadashian

健康のためノルディックウォーキングに励むシニア、世界情勢や日常を考える日々

孫の保育園運動会:レジリエンスを育む「ぼよよんだいうんどうかい」

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
 
孫の保育園運動会:レジリエンスを育む「ぼよよんだいうんどうかい」
 
秋晴れの10月上旬、孫の保育園の運動会に参加してきました。コロナ禍を経て、ようやく通常のプログラムに戻った運動会。その熱気と子どもたちの笑顔に、胸が熱くなる一日となりました。
 
真夏の陽射しの中で
 
まず驚いたのは、10月とは思えない暑さでした。まるで真夏のような日差しが照りつける中、グランドには子どもたちの元気な声が響き渡ります。日頃から外遊びを大切にしている保育園だけあって、子どもたちは暑さにも負けず、生き生きと動き回っていました。
 
「ぼよよんだいうんどうかい」というテーマ
 
今回の運動会のテーマは「ぼよよんだいうんどうかい」。一見、ユニークで面白いテーマに思えますが、園長先生の挨拶を聞いて、その奥深さに感銘を受けました。
 
園長先生は直接「レジリエンス」という言葉は使いませんでしたが、このテーマには深い意味が込められていました。「ぼよよん」とは、何かにぶつかっても跳ね返る、柔軟に対応するという意味。つまり、人生で直面する様々な困難や挑戦に対して、しなやかに受け止め、跳ね返す力を育てようという意図が込められていたのです。
 
レジリエンスを育む運動会プログラム
 
運動会のプログラムを見ていると、随所にレジリエンスを育む工夫が散りばめられていることに気づきました。
 
1. 徒競走:転んでも立ち上がる勇気
 
幼児の徒競走は、純粋に速さを競うだけではありません。途中で転んでしまう子もいますが、そんな時こそが大切な学びの瞬間です。転んでも諦めずに立ち上がり、最後まで走り抜く姿に、レジリエンスの芽生えを感じました。
 
2. 親子競走:協力と信頼の大切さ
 
親子競走は、単なる競争ではなく、親子の絆を深める機会でもあります。時には息が合わずにつまずくこともありますが、お互いを信頼し、励まし合いながらゴールを目指す姿に、人生における支え合いの大切さを学ぶ姿がありました。
 
3. 団体競技:チームワークと柔軟性
 
年齢の異なる子どもたちがチームを組んで行う競技では、お互いの違いを認め合い、協力することの大切さを学びます。うまくいかないこともありますが、そんな時こそチームで話し合い、柔軟に対応する力が育まれるのです。
 
子どもたちの奮闘する姿
 
運動会を通じて、子どもたちの頑張る姿に何度も心を揺さぶられました。特に印象的だったのは、リレー競走での出来事です。
 
バトンを落としてしまった年中さんがいました。一瞬、泣きそうな顔をしましたが、すぐに拾い上げて走り出す姿に、会場から大きな拍手が沸き起こりました。この小さな出来事こそ、「ぼよよん」の精神そのものだと感じました。
 
また、かけっこで最後尾になってしまった年少さんがいましたが、最後まで諦めずに走り切る姿に、周りの子どもたちや保護者たちから温かい声援が送られていました。順位ではなく、挑戦する勇気そのものを称える雰囲気が、園全体に溢れていたのです。
 
レジリエンスを育む日々の保育
 
運動会一日だけでなく、日々の保育の中でもレジリエンスを育む取り組みがなされていることを知り、感銘を受けました。
 
例えば、自由遊びの時間。子どもたちは自分で遊びを選び、時には友達とぶつかることもあります。しかし、そんな小さな衝突を通じて、お互いの気持ちを理解し、折り合いをつける力を育んでいるのです。
 
また、栽培活動では、サツマイモの世話をしながら、時には虫に食われたり、天候不順で育たないこともあります。そんな失敗や挫折を経験しながらも、諦めずに取り組む姿勢を育てているのです。
 
家庭でのレジリエンス育成
 
運動会を通じて、家庭でもレジリエンスを育むことの大切さを再認識しました。
 
1. 失敗を恐れずチャレンジすることを褒める
2. 困難に直面した時、一緒に解決策を考える
3. 感情表現を大切にし、ポジティブな言葉かけを心がける
4. 日常生活の中で、小さな責任を任せる
 
これらを意識しながら、孫との関わりを深めていきたいと思います。
 
暑さも吹き飛ばす孫の笑顔
 
運動会の終わりに近づき、真夏のような暑さで疲れが出始めた頃、最後の種目で孫が笑顔で走る姿を見ました。その瞬間、疲れも吹き飛び、胸がいっぱいになりました。
 
孫の笑顔は、まさに「ぼよよん」そのものです。どんなに疲れていても、その笑顔を見れば元気が湧いてきます。子どもたちの純粋な喜びや頑張りは、私たち大人にとっても大きな励みとなるのだと実感しました。
 
まとめ:人生は「ぼよよん」
 
「ぼよよんだいうんどうかい」を通じて、人生そのものが「ぼよよん」であることを学びました。アップダウンがあり、時には転んだり、うまくいかないこともあります。しかし、そんな時こそ「ぼよよん」と跳ね返り、前に進む力が大切なのです。
 
子どもたちは、遊びや運動を通じて自然とこの力を身につけていきます。私たち大人も、日々の生活の中で「ぼよよん」の精神を忘れずに、柔軟に、しなやかに生きていきたいと思います。
 
そして、孫の成長を見守りながら、私自身も共に学び、成長していけたらと思います。この運動会での経験は、私にとっても大切な学びの機会となりました。これからも、孫と共に「ぼよよん」と人生を歩んでいきたいと思います。
 
 ブログ読者の皆様が、幸せで健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian