心はいつもどまんなか。by tadashian

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石破政権誕生!日本はどうなる?

石破政権誕生!日本はどうなる?
 
こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
 
今日は、我が国に訪れた激震(石破ショック)とも言える変化について、思うところを綴ってみたいと思います。

石破政権の誕生

突如として起こった政権交代。石破政権の誕生は、多くの人々にとって予想外の出来事でした。いわゆる「石破ショック」です。そして、早くも27日には衆議院選挙が控えています。長年政治を見てきた私としては、この激動の渦中にあって期待と不安が入り混じった複雑な心境です。

石破ショック

まず、「石破ショック」について触れておきましょう。石破茂氏の突然の首相就任は、政界のみならず経済界にも大きな衝撃を与えました。株価の乱高下、為替相場の変動など、その影響は様々な形で表れています。我々庶民の生活にも、じわじわと影響が出てくるかもしれません。私としては、この先の家計への影響が気がかりです。

石破さんの経歴

さて、改めて石破さんの経歴について少し触れておきましょう。石破茂氏は1957年生まれの67歳。防衛庁長官自民党幹事長を務めた経験豊富な政治家です。政策通としても知られ、特に安全保障や地方創生の分野では造詣が深いとされています。

新政権の懸念点

しかし、新政権には懸念点もあります。私なりに整理してみました。
 
1. アジア版NATO創設構想
石破氏は以前からアジア版NATOの創設を提唱しています。確かに、近年の国際情勢を考えれば安全保障体制の強化は必要かもしれません。ただ、この構想は中国やロシアとの関係悪化を招く恐れがあります。私たち高齢者は戦争の悲惨さを知っています。平和な外交関係を維持しつつ、どのようにして国を守るのか。難しい舵取りが求められるでしょう。
2. 日米地位協定の見直し
日米同盟の重要性は言うまでもありません。しかし、沖縄をはじめとする基地周辺住民の方々の声にも耳を傾ける必要があります。協定の見直しは、アメリカとの摩擦を生む可能性があります。両国の信頼関係を損なわずに、どこまで交渉できるのか。石破氏の手腕が問われるところです。
3. 自虐史観への懸念
石破氏は、歴史認識について「自虐的」だと批判されることがあります。確かに、過去の過ちから学ぶことは大切です。しかし、それが行き過ぎると国としての自信や誇りを失いかねません。私たちの世代が築き上げてきた戦後の平和と繁栄。それをどう次の世代に伝えていくのか。バランスの取れた歴史観が求められると思います。
4. 金融所得増税の可能性
新たな懸念材料として浮上しているのが、金融所得増税です。石破氏は以前から、金融所得課税の強化に前向きな姿勢を示していました。現在、株式の配当や譲渡益にかかる税率は一律20%ですが、これを引き上げる案が検討されているようです。
 
確かに、格差是正の観点からは理解できる面もあります。しかし、年金生活者にとっては、老後の資産運用にも影響が出かねません。また、日本の証券市場の競争力低下を懸念する声もあります。景気対策財政再建のバランスをどう取るのか。石破政権の手腕が問われる重要な課題の一つだと思います。
5. 岸田増税路線の継続?
前政権の岸田文雄氏は増税路線を打ち出していました。石破氏がこの路線を継続するのか、それとも独自の経済政策を打ち出すのか。金融所得増税と合わせて、私たち国民の家計にどのような影響があるのか。社会保障制度の維持と財政再建。この難しい課題にどう取り組むのか、注目していきたいと思います。
 
さて、ここまで新政権の課題を挙げてきましたが、希望も感じています。石破氏は地方創生に力を入れると言っています。東京一極集中の是正は、私たち地方に住む者にとって長年の願いです。若者が地元に残り、お年寄りが安心して暮らせる。そんな社会が実現すれば素晴らしいですね。

石破氏の政治姿勢

また、石破氏の政治姿勢にも期待しています。丁寧な説明を心がける姿勢は、高齢者にとってはありがたいものです。政治不信が広がる中、国民との対話を大切にする政治家は貴重です。特に、金融所得増税のような国民生活に直結する政策については、十分な説明と議論が必要でしょう。
 
「石破ショック」は、確かに多くの人々に不安をもたらしました。金融所得増税の議論も、さらなる不安要素となっているかもしれません。しかし、私はこれらを新たな可能性の始まりと捉えたいと思います。大きな変化は、時として社会に新しい風を吹き込みます。この機会に、私たち一人一人が日本の将来について真剣に考え、議論する。そんな前向きな変化につながればいいのではないでしょうか。
 
27日の衆議院選挙。私たちにできることは、一票を投じることです。若い頃に比べると足腰は弱くなりましたが、選挙に行くことは民主主義の根幹。みんなで参加して、より良い日本を作っていきましょう。
 
新しい政権の船出。「石破ショック」を乗り越え、金融所得増税などの難しい課題に向き合いながら、私たち一人一人がこの国の主人公として、明るい未来に向けて共に歩んでいきましょう。
 
 ブログ読者の皆様が、いつまでも幸せで健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian