シニア、世界情勢を考える。by tadashian

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自民党総裁選の行方は?

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

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先日、追突事故に遭いまして、お休みしておりました。

少し、落ち着いたので、またぼちぼち始めたいと思っています。

 

今日のテーマは自民党の総裁選、つまり、次の首相を決める選挙です。

 

一般的には、「コロナ対策が一番の争点」といわれていますね。

 

私は、「次の総理になる人物が、米中どちらにつくのか?」が注目です。

 

ご存知のように、2018年から米中覇権戦争が起こっています。

 

歴史的に見て

シーパワー大国のアメリカは、現代のイギリスです。

ランドパワー大国の中国は、現代のナチス・ドイツです。

(と私は思っています。)

つまり、勝つのは、アメリカだと思います。

 

だから、日本は、はっきりアメリカ側につく必要があります。

 

では、総裁候補の対米観、対中観はどうなのでしょうか?

 

まず、不出馬を決めた石破さん。

この方は、超自虐史観の持ち主で、とても親中なので、「不出馬、ありがとうございます。」です。

 

 

野田さん。

この方は、「南シナ海問題は、日本と関係ない」という旨の発言をしています。

親米なのか親中なのかよくわかりません。「あまり外交には感心ないのかな」と思います。

 

 

河野さん。

河野さんは、ワシントンのジョージタウン大学を卒業しています。

英語ペラペラ、「日本もファイブアイズに入れてくれ」と言っています。

アメリカから見ると、「もっとも望ましい候補」なんでしょうね。

 

 

岸田さんはどうなんでしょうか?

2012年から2017年まで長期にわたって外相と務めた岸田さん。

海外ではかなり名を知られた方みたいです。

この方、「アメリカも中国もどちらも重視」という感じです。

岸田さん自身、何事に関しても極端なことをいわず、中道的な人柄」の方です。

そのせいで、なんか「わかりにくい」感じですね。

 

 

高市さんはどうでしょうか?

この方は、とても保守派の人ですね。

そして、「インフレ率が2%になるまで財政出動をつづける」と言っちゃってます。

だから、保守の方、緊縮財政反対の方々から、人気が高いですね。

高市さんは、「ウイグル問題で中国を非難すべきだ」という姿勢にも好感が持てます。

でも、問題があります。

それはバイデン大統領が「リベラルだ」ということです。

安倍さんは2013年12月、靖国に参拝しました。

これを熱心に止めたのが、当時オバマ政権下で副大統領だったバイデンさんです。

ところが安倍さんは、バイデンさんの警告を無視して、靖国を参拝しちゃいました。

バイデンさんは、激怒したと伝えられています。

高市さんは、「靖国参拝」を明言していますし、実際勝てば参拝することでしょうね。

テレビは、「中国などからの反発が予想されます」などといいますが、一番の問題は、アメリカのリベラルが騒ぐことです。

バイデンさんは、米中覇権戦争を戦っています、だから、非難するにしても、控え目かもしれません。

でも、アメリカのリベラルなメディアは、国の戦略とか関係ないんで、遠慮なく、高市さんの靖国参拝を叩くでしょうね。

そして、日米の関係が悪化して、得をするのは、中国です。

 

 

というわけで、外交面だけをみるのなら、

河野さん、岸田さん、高市さんの順番かな。

 

 

2番目の注目点は、「コロナ禍を克服するために、大規模な景気対策をするか」です。

 

そうなると、「する」と明言されているのが、高市さん、岸田さん。

なので、高市さん、岸田さん、河野さんの順番になります。

 

だから悩ましいのです。

いずれにしても、3人のうち誰が勝っても、今より「マシ」になるでしょう。

 

菅さん、親中の二階派竹下派、親米の細田派、麻生派から支持され、挟まれ、身動きとれない状態でしたもんね。

 

今回は、おそらく二階さんの影響が排除され、よりよい方向にむかっていくことでしょうね。また、そう願っています。

 

 ブログ読者の皆様が、健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian