心はいつもどまんなか。by tadashian

健康のためノルディックウォーキングに励むシニア、世界情勢や日常を考える日々

職場のもめ事を未然に防ぐには:シニアの視点

職場のもめ事を未然に防ぐには:シニアの視点

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
 
長い間、会社で働いてきた経験から、今日は若い皆さんに職場でのもめ事について、私なりの考えをお話ししたいと思います。

もめ事の種は意外と身近なところに

まず、皆さんに知っておいてほしいのは、職場でのもめ事というのは、大げさなものばかりではない、ということです。日々の小さな行き違いや誤解が積み重なって、大きな問題に発展することが多いんですよね。
私が若かった頃、同僚との些細な行き違いを放っておいたことがありました。「まあ、大したことじゃない」と思っていたんです。でも、それが徐々に大きくなって、最終的にはプロジェクト全体に影響を及ぼしてしまいました。あの時、もっと早く対処していれば...と今でも思い返すことがあります。

もめ事の原因を知る

長年の経験から、職場でのもめ事には主に3つの原因があると気づきました。
  1. コミュニケーション不足による誤解 若い頃の私は、「言わなくても分かるだろう」と思いがちでした。でも、これが大きな間違いだったんです。情報は明確に共有することが大切です。
  2. 曖昧な責任分担 「誰がやるの?」という状況は、必ずと言っていいほど問題を引き起こします。私の経験では、仕事の範囲をはっきりさせることで、多くの問題が解決しました。
  3. 価値観の違いへの無理解 若い方と年配の方では、仕事に対する考え方が違うことがあります。お互いを理解しようとする姿勢が大切ですね。

もめ事を防ぐために

さて、問題が大きくなる前に、どうすれば良いでしょうか。私なりのアドバイスをいくつか挙げてみます。

1. 冷静さを保つ

年を重ねて分かったことですが、感情的になると物事がより複雑になります。深呼吸をして、一歩引いた視点で状況を見ることが大切です。若い頃の私は、すぐに熱くなってしまいましたが、今では「まあ、落ち着いて」と自分に言い聞かせる習慣がついています。

2. 情報を集める

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があります。分からないことは、恥ずかしがらずに聞くことが大切です。私も最初は質問するのが恥ずかしくて...。でも、聞かなかったばっかりに大失敗したこともありました。今では、むしろ積極的に質問するようにしています。

3. 対話を大切に

対面で話すことの重要性は、年齢を重ねるほど感じます。メールやチャットも便利ですが、やはり直接会って話すことで解決する問題も多いんです。相手の表情を見ながら、お互いの気持ちを理解し合うことが大切ですね。

もめ事が起きてしまったら

それでも時には、問題が大きくなってしまうこともあります。そんな時は、次のように対処しています。
  1. 冷静に状況を分析する 若い頃は感情的になりがちでしたが、今では「まあ、落ち着いて」と自分に言い聞かせます。冷静に状況を見られるようになると、解決の糸口が見えてくるものです。
  2. 直接対話を心がける メールやチャットでのやり取りだけでなく、可能な限り直接会って話すようにしています。顔を合わせて話すことで、誤解が解けることも多いんですよ。
  3. 必要に応じて上司に相談する 私たちの世代は「自分で解決すべき」と考えがちですが、時には上司の力を借りることも大切です。適切なタイミングで上司に相談することで、問題が大きくなる前に解決できることもあります。

上司の皆さんへ

私自身、管理職を経験して分かったことがあります。もめ事の相談を受けた時は、次の点に気をつけるようにしています。
  1. 両者の話をよく聞く 一方の言い分だけを聞いて判断するのは危険です。必ず両者の話を十分に聞くようにしています。
  2. 中立の立場を保つ たとえ親しい部下からの相談でも、中立の立場を保つことが大切です。偏った判断は、かえって問題を複雑にしてしまいます。
  3. Win-Winの解決策を探る 一方的な解決策では、問題の根本的な解決にはなりません。両者が納得できる解決策を一緒に考えることが大切だと思います。

最後に

若い皆さんへ、職場での人間関係は本当に大切です。私も若い頃は仕事だけに集中していましたが、年を重ねるにつれ、良好な人間関係があってこそ、良い仕事ができるのだと実感しています。
日々のコミュニケーションを大切にし、お互いを理解し合う努力をすることで、多くのもめ事は未然に防ぐことができます。そして、それが結果的に、皆さんの仕事の質を高め、充実した職場生活につながるのです。
私の経験が、皆さんの職場生活の一助となれば幸いです。
 
ブログ読者の皆様が、いつまでも幸せで健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian