シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

長期的に見れば、世界はよくなっている

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

長期的に見れば、世界はよくなっている


世界の現状を見渡すと、問題が山積みのように思えます。

2022年2月から続くウクライナとロシアの戦争、2023年10月から始まったイスラエルハマス(イランが黒幕とされる)との紛争、そして中国が台湾に侵攻する可能性も取り沙汰されています。これらは一見、未来を不安にさせるニュースです。

しかし、長期的に見れば「世界はよくなっている」と言えるのです。過去を振り返れば、その証拠が見えてきます。

 

歴史が示す進歩
例えば、かつて「自由の国」アメリカでは、黒人奴隷が合法的に存在し、1862年の「奴隷解放宣言」まで、白人が黒人を所有していました。それが現在では、黒人と白人のハーフが大統領になり、イギリスの王子と結婚する時代です。

100年前、アジアとアフリカは欧米列強の植民地でした。しかし、第2次世界大戦後、植民地は次々と独立を果たしていきました。

技術面でも、1990年代初頭には、ほとんどの人が携帯電話を持っていませんでしたが、今やスマホは日常の必需品となっています。

 

世界がよくなる理由
なぜ、世界は進歩しているのでしょうか?一つは技術革新によるものです。パソコン、インターネット、スマホといった大きな革新から、セルフレジやロボットウェイターのような小さな変化まで、技術が私たちの生活を便利にしています。

 

また、悲劇を経て社会が改善されることもあります。たとえば、2015年に起きた「電通社員過労自殺事件」は、日本における「働き方改革」の大きなきっかけとなりました。さらに、2019年の「池袋自動車暴走死傷事件」では、高齢者の免許更新基準が見直される契機となりました。

「悲劇が起こる前に変えるべき」という意見もありますが、悲劇を経て学び、改善が進むのも現実です。

 

対立を通じた進歩
対立もまた、世界を前進させる一因となっています。冷戦時代、資本主義陣営と共産主義陣営の対立は、労働環境の改善を促しました。共産主義の脅威がなければ、資本主義国家が労働者の待遇改善に動くことはなかったかもしれません。

現代では、米中の競争が発展途上国への支援に影響を与えています。中国が投資や融資を行えば、アメリカはより良い条件を提示することで競争が生まれ、結果として発展途上国が恩恵を受けることになります。

 

世界の未来を創るために
このように、世界は技術革新、悲劇、対立を通して徐々によくなっていくのです。一時的に悪化することもありますが、長期的には必ず進歩しています。これは否定できない事実です。

 

だからこそ、私たちは世界や日本の未来を悲観するのではなく、「私がより良い未来を創る!」という気概を持って歩いてゆくべきだと思います。

 

 ブログ読者の皆様が、幸せで健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian