シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

私の戦略観その1・その2

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

私の戦略観その1:中国と対峙する日本の未来


日本最大の仮想敵は中国である
これは、私の戦略観の基礎です。そして、もう一つの柱は「中国に勝つためには、アメリカとの良好な関係を保ちつつ、ロシアを取り込むべきだ」ということです。

 

ミアシャイマー教授の警告とルトワック氏の見解
シカゴ大学ミアシャイマー教授は、2001年に出版された『大国政治の悲劇』で一貫して主張しているのは「アメリカの主な仮想敵は中国であり、勝つためにはロシアと組め」という考えです。世界的な戦略家ルトワック氏も、2013年の著書『自滅する中国』で同様の見解を示しています。

 

 

 

日本、アメリカ、欧州、インド、そしてロシアが連携し、中国を封じ込めることができれば、勝利は簡単ではないでしょうか。

 

日中戦争の勃発
2012年11月、私の第1の戦略観がさらに強化されたのは「日中戦争」の勃発によるものです。ただし、これは物理的な戦闘を意味するのではなく、戦略的な衝突を指します。

中国の対日戦略は、反日統一共同戦線を形成し、日本の領土要求を断念させることを目的としています。領土としては、北方4島、竹島尖閣、そして沖縄が含まれます。さらに驚くべきことに、この戦線にはアメリカも引き入れようとしています。

 

日本の戦略:関係改善と統一共同戦線の無力化
中国の反日戦略に対抗するため、日本が取るべき戦略は理論的には明確です。それは、日米、日露、日韓関係を改善し、反日統一共同戦線を無力化することです。

特に安倍元総理はこれを理解し、2015年以降、日米関係の改善や日韓の慰安婦合意、日露関係の改善を進めていきました。これにより、反日統一共同戦線の力を削ぐことに成功しました。


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米中覇権戦争の幕開け
2018年、ペンス副大統領の反中演説を契機に、米中覇権戦争が本格化しました。安倍総理の努力により、日中戦争は米中覇権戦争へと転化し、日本はその中で戦略的な立ち位置を維持することができました。


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ウクライナ戦争後の戦略観
しかし、2022年にウクライナ侵攻が勃発し、事態は変わりました。バイデン政権は、ロシアとの和解を模索していたにもかかわらず、ロシアは侵攻を開始しました。この状況で、私の第1の戦略観は通用するでしょうか?

 

戦略観その2:中国とロシアの動向にリンクする台湾問題
ウクライナと台湾情勢はリンクしています。習近平は、欧米日がロシアにどう対処するかを注視しており、ウクライナが支援されるかどうかが台湾侵攻の判断材料となっています。もしウクライナが放置され、プーチンが勝利すれば、中国も台湾侵攻を容易に行えると判断するでしょう。

つまり、ウクライナを支援し続けることは、中国による台湾侵攻、そして日中戦争や米中戦争を回避するために重要なのです。

 

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