こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
先日のG7広島サミットでは、交通規制等があって生活に影響を及ぼされた方も多くおられたのではないでしょうか。
隣の県でしたが、私は交通規制の道路標識を見て感じたものです。
さて、今回のサミットのメインテーマは「核なき世界」でした。
理想的すぎるかもしれません。
でも、広島を舞台にすれば、当然のテーマだと言えます。
本当に核兵器はなくなるのか?
理想を掲げ続ければ、50年後・100年後には実現できるかもしれません。
ひょっとすると近い将来、広島サミットでの首脳がそろって原爆慰霊碑に献花した写真が教科書に載っているかもしれません。
ただ、現状はどうなのか?
プーチンは相変わらず、ウクライナに対して核の恫喝をしています。
米・英・仏が核軍縮を本当にするのか?
今の世界情勢では、疑問符を打たざるを得ません。
でも、核なき世界、理想を掲げることはとても素晴らしいことだと思います。
やはり、今回のメインテーマは「ウクライナ」でしょう。
今、世界の問題といえば、3つあると思います。
1、ロシアのウクライナ侵攻問題
2、中国による台湾有事問題
3、北朝鮮の問題
現在進行形で喫緊に取り組まなければならないのが、やはり①のロシアとウクライナの問題です。
なにしろ、リアルで1年以上続いていますし、
②の中国と台湾の問題に多大な影響を与えると思うからです。
もし、ロシアがウクライナに勝ったとしましょう。
そうすると、習近平は
「日米欧の支援を受けたにもかかわらず、ロシアが勝った。んじゃ、台湾もサクッと取りに行っても勝てるだろう。」
と台湾有事の可能性が格段に高まります。
逆にウクライナが勝って、ロシアのプーチンが失脚すれば、どうなるでしょう?
習近平は
「日欧米の支援を受けて、ウクライナが勝って、プーチンが失脚した。こりゃ、台湾侵攻したらヤバイな、俺も失脚するかもしれん。」
と思い、台湾侵攻の可能性がかなり減ることと思います。
つまり、
・ロシアが勝てば、中国の台湾侵攻の可能性が高まり
・ウクライナが勝てば、中国の台湾侵攻の可能性が低くなる
ということで、日本はウクライナに支援することで
「中国による台湾侵攻を防ぐ戦いをしている」と思います。
なんで、日本はウクライナを支援しつづけるのでしょうか?
それは、中国との戦争を回避するためだと言えるのです。
G7サミットでは各国一枚岩のように見えました。
でも実状はそうでもなさそうです。
ドイツ・フランス・イタリアなどは、「多少、領土ではウクライナが譲歩して停戦に持ち込みたい」と思っているのではないでしょうか。
なんといっても、陸続きですし、天然資源の多くをロシアに依存していました。
脱ロシアに一斉に傾きましたが、そのため、インフレが進行しています。
日本も電気代が値上がりしていますが、ドイツでの電気代の値上がり幅は半端ではなさそうです。
だから、ドイツやフランス・イタリアの人々のなかには「なんで、ウクライナのため俺たちが犠牲にならなきゃいけないんだ!」と思っている方が一定数、いると思います。
特にアメリカはというと、
ANNnewsCH3月5日
「アメリカ・ファースト」を強調するトランプ前大統領が演説を行い、大統領に返り咲いたら真っ先にウクライナ支援を停止するなどと述べ、自身への支持を訴えました。
トランプさんが返り咲いたら、ウクライナ支援を真っ先にやめるとのことです。
この方、良くも悪くも、有言実行の方なんでウクライナ支援をやめる可能性が高いと言えます。
ゼレンスキーに残された時間はもう長くないのかもしれません。
また、岸田さんといえば、3月にキーウへ電撃訪問しました。(G7首脳で最後でしたけど)
「ウクライナの大地に平和が戻るまで、日本は共に歩んでいきます!」と決意のほどを語っていました。
そして、ゼレンスキーは広島サミットに招待され、リアルにG7の首脳と会うこともできました。
「今回は総理の招待で初めて対面で(G7サミット)に参加することができて大変うれしく思っている」
「ウクライナの主権と領土の一体性、ウクライナの人たちに対する支持を表明してもらい、一生忘れない」
「一生忘れない」のだそうです。
平和主義を掲げる日本は、ウクライナに武器支援ができません。
でも、岸田さんは、G7の国々が、一体化してウクライナ支援を継続する決意を固める場を提供したのです。
これを見てもG7広島サミットは成功だったと思います。
ウクライナでは、反転攻勢がはじまっているようです。
この勢いでウクライナが勝利し、習近平が「やっぱり台湾侵攻は無理」となることを願いたいです。
そして、この戦争が1日でも早く終わりますように。
ブログ読者の皆様が、健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian