シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

550万円で家が購入できる⁉

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

重い住宅ローンのイラスト

 

私たちの人生最大の「しばり」って何でしょう?

 

いろいろあると思うんですけど、私は、「家の30年ローン」があると思います。

  

家を一戸、購入するためにした借金を、25年~35年間、長い場合、40年返済しつづける…

 

これは、多くの人がしていることではないでしょうか?

ですが、よくよく考えると、これって人生の「猛烈なしばり」ですよね。

私の経験からしても…

 

実際の戸建て住宅の実質的な寿命ってどのくらいあるのでしょうか?

異論はあると思いますが、日本の家って、ほとんどの場合30年間住めるように設計されているのではないでしょか。

だから、ローンを完済する頃は、住めなくなる設計だと思うのです。

また、「ローンを完済したら、リフォームに1000万円必要だ」と言われるケースもあります。

特に水回りとか…

 

高齢の両親の家と土地を私は処分しました。

四十数年住まいした住宅の価値は「ゼロ」と言われました。

 

また別の多くの人は、賃貸住宅にも住んでいます。

とはいえ、賃貸住宅に住み続けるのにもリスクがあるようです。

 

「60歳過ぎると、家を借りることが難しくなる」という問題があるというのです。

つまり、大家さんが60歳以上の人には貸したがらないケースが多いってことです。

 

この問題には、国も早急に取り組むべきではないでしょうか?

 

 問題を整理すると。

 

・住宅ローン30年は、猛烈な「しばり」である。

 ・日本の住宅はしばしば「30年住めるよう」に設計されており、ローンを完済するころ高額のリフォーム費用が必要になることが多い。

 ・だからといって賃貸に住み続けても問題は起こる。

 ・60歳を超えると、家を借りることが難しくなる。

  

どうすればいいのでしょうか?

「安い家」があればいいですよね。

  

国土交通省によると、土地と一戸建てを購入した場合の建設費用は、平均4615万円

自分の土地に一戸建てを建設する場合は、平均3555万円だそうです。

  

では、550万円で家が購入できたらどうでしょうか?

 

「そんなのあるわけないじゃん!」

 

と普通の人は(私も)思うでしょう。

 

しかし、技術革新によって可能になっているようなのです。

 

(株)セレンディクスは、なんと3Dプリンター」で家を作っています

 

3Dプリンター住宅」は、2023年8月から販売されています。

 

49平米の1LDK住宅の価格は、なんと550万円(!)。

 

しかも、建設期間はわずか2日(!)だといいます。

 

飯田COOは、言います。

 

「30年の長い住宅ローンは大きな課題だと思っていて、もっとロボット化することで 家を買う値段で家を買えるそういう新しい社会に変えたい。

 住宅の支払いが全部なくなったらどんな自由があるかというのが我々は非常に大事だと思っています。」

 

3Dプリンター住宅には、「安い」「はやい」以外にもメリットがあります。

3Dプリンターが家を建てるので、施工人員を97%削減(!)することができるのです。

 

 

少子高齢化、人口減少問題が深刻な日本です。

当然、人手不足も深刻な問題になっています。

 

それで、現在「外国人労働者を大量に受け入れて、安くこきつかってやれ!」という、事実上の「差別的移民政策」がとられています。

でも、円安と日本経済の衰退で外国人労働者も来てくれなくなると思いますけど…

 

しかし、3Dプリンター住宅なら、人手不足に悩まされることもなく、外国人労働者を大量に受け入れて、安くこきつかう必要もありません。

 

私はこういう、人々を幸せにする技術革新は歓迎です。

3Dプリンター住宅も、こういう感じのイノベーションと言えるのではないでしょうか。

 

「家は高い」

「30年ローンは当たり前」

という常識を破壊する、まさに住宅革命と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに3Dプリンター住宅、発売開始1か月で1050軒売れたそうです。

主な顧客は60歳以上の人たちだそうです。

60歳超えると「家を貸してくれなくなる」という現象と関係があるようですね。

 

(株)セレンディクス飯田COOは、「貧困がない社会」を目指しているそうです。 

 

「いまの日本人の40%は、一生住宅を持てないという状況。

これは過去10年間で10%上昇している。

家に非常に困っている人たち。

それを解決することがSDGsでいう「貧困をなくす」という部分につながっていくと考えています。」

 

550万円、2日で完成の3Dプリンター住宅に関する記事は、こちらをごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=jqb6BWbvaeY


www.youtube.com

 

ちなみに私は、こちらの会社の回し者では決してありません。

 

 ブログ読者の皆様が、健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian