シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

青山

 こんにちは、tadashianです。
 

先日、家の近くの青山(洋服の青山ではありません)にノルディックウォーキングorトレッキングがてら登山してきました。写真のような小高いきれいな山です。登山というよりも散歩に近いだろうと、軽い気持ちで登ってきました。地元の勝山3山を守る会というのがあって、そこが作る地図を元に登ってみる事にしました。たいした山ではない・・・、とタカをくくっていました。 

 

駐車場はここに停めました

 登山道の入口です。字が消えかかっています。

私有地?みたいなところを通ります。 

 頂上まで約1.6キロかあ。

 
 登山道と言っても整備されていなく、道?小道?けもの道っぽい感じ、登山口、少しわかりにくかったです。でも、道がある、木にに赤いテープの印がつけてあるじゃない、安心しました。でもそれは電力会社の鉄塔の保守の人がつけてものだと、あとで分かります。

 

 

これかなりの急斜面です。転げ落ちたらヤバい感じ、上から見下ろす感じで撮ってます。

送電線の鉄塔を過ぎると当然のごとく、目印が無くなり、すこしづつ山道の体を崩してゆきます・・・・。熊笹の茂みに入ってしまいました。なおかつ、とげのある木々、おまけにくっつきむしまで…(泣き)写メ撮る余裕もなし…

写真では角度が分かりませんが、かなりの急斜面なんです。ふと、ここで滑落して意識が無くなって死んだら、発見されるまで、時間かかるな…
しかもわずか266mの山中の麓の茂みで…恐ろしい、そして、何より恥ずかしい…ほんとに変な感情が頭を交錯します。笑われそうですが、本当にその時はそんな恐怖が頭をよぎりました。尾根を行こうか、谷を行こうか迷いつつ、とにかく、上へ上へと。急斜面で、息も荒くなる。今、ここで、クマとか猿とか鹿に遭遇したら、嫌だなぁ、とおもいつつ…

枯葉の舞い散るクマザサや木々をかぎ分け、はっきりと登山道だと分かる道に出てこれた時の喜びはとても言葉では表せませんでした。(これまた大げさだよなあ)ハイ、素人なもんで…

道なりに歩くとなんと!舗装されている山道があるじゃないですか!えぇー、この山、こんな整備されている道があるの!知らなかったorz
あの、恐怖の20分(くらいだと思う:個人的はには1時間くらいかかったような気が)はなんだったの???こんな丘みたいな山で大げさかもしれませんけど・・・

頂上にはNTTの基地局みたいなのがありました。360度のパノラマビューとまではいきませんでした。(がっかり)

 頂上付近の写真です。

 

 角度を変えて

 帰りは舗装された道を伝ってかえりました。途中、この山道をランニングで登る方がおられました。ビックリ(*_*;

 
 頂上付近の道端には野菊が咲いていました。
🌸 野菊の花言葉は、「清爽」つまり「さわやか」といことですね。これで気分もすっかり爽やかになりました。
野菊→野菊の墓松田聖子or山口百恵を思い出します。
 https://amzn.to/2O7Rboh

 頂上付近には、看板が
ごめんなさい、以下は看板の文章そのままです。
 形が富士山に似ているため、「長門富士」の別名がある。古名は「形山」。頂上付近には、郭、石垣、竪堀などの遺構が残っている。

「防長古城史」によると、青山城主、高森正倫(まさとも)と勝山城主、内藤興盛が不和となり、勝山青山合戦が起こった。
 大永7年(1527年)10月、青山勢には、津原善勝、津田興輝が加勢し、一万二千の軍勢で勝山城を取りまいたが、勝山勢は大内氏の援軍を得て、三万五千の軍勢で、逆襲に転じ青山の城を四方から攻め、一刻にしてこれを落とした。青山勢は残らず討死し、その遺骸は里人により丁重に葬られたという。
 勝山地区の各所に残る中世墓は、この合戦時のものと伝えられており、人々は「青山くずれ」と呼んで今も大切に供養している。

http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1105939655875/index_k.html
とのこと、ここ由緒ある山だったんだぁ。

 

 本当に恥ずかしいのですが、こんなちっちゃな丘のような小山でも、登ったんだという達成感がありました。
すがすがしい気持ちで、下りは全て、舗装の道を下りました。(帰りは舗装道なんかい!…って声、聞こえそうですね)NTTの保守工事関係車両が通行するために道路が整備されていたみたいですね。ゆっくり、ノルディックウォークで下山しました。

本格的な登山は学生時分に、祖母山とか鶴見岳とか大山とか登ったくらいです。(40年前ですけど( ^ω^)・・・)

帰りは登山口とは違っていたので登り口の公園駐車場までの道のり約2キロをノルディックウォーキングして戻りました。その途中、スーパーやコンビニの前を歩きました。ほんの1時間前のあの自然の真っ只中と比べて今のこの街の喧噪はなんなの…みたいな気持ちになりました。

お昼過ぎより、父親の様子を見に行くため、急いで帰宅しました。

歩数計は2万歩近くをカウントしていました。でも、不思議と疲れを感じていませんでした。

少しずつはありますが、ノルディックウォーキングでもっと体力を付け、山のハードルを上げる事ができればと思います。