シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

ブラアイン・アダムスの発言

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***毎朝のノルディックウォーキングで昨日から小中学生とすれ違って「おはようございます!」って挨拶ができる事が嬉しい 今日この頃です***

 

皆さんはブライアン・アダムスって歌手をご存知でしょうか。

1980年代を代表する今でも現役バリバリのカナダのロックミュージシャンです。

オッサン(昔の若かった頃の)の心をとっても熱くしたが「Run To You」です。「Heaven」やティナ・ターナーとの「It's Only Love」とかも好きなのですが、これが私の彼のナンバーの中では一番好きでした。聞くだけMTVの映像(エレキが雪に刺さってる)が頭に蘇って心が躍り、気持ちを奮い立たせます。

その彼をして今回ロンドンでの公演中止をうけてこんな発言をさせしめたのです。「コウモリを食べ、生鮮市場で動物を売り、ウイルスを作る強欲なやつら」とまで、さすがにここまで言っちゃう・・・。

彼は即座に謝罪したものの、エンターテイメント的にも音楽界にも影響のある人の発言とはさすがに信じられず、一瞬言葉を失いました。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3282804 


ブライアン・アダムスさんが謝罪 コロナで「差別的」投稿 写真4枚 ...

 
 
23 時間前 - 【5月13日 AFP】カナダのロック歌手ブライアン・アダムスBryan Adams)さんは12日、新型コロナウイルス流行により今週の英ロンドン公演が中止となったことに対し不満をぶつけた投稿について謝罪した。

【5月13日 AFP】カナダのロック歌手ブライアン・アダムスBryan Adams)さんは12日、新型コロナウイルス流行により今週の英ロンドン公演が中止となったことに対し不満をぶつけた投稿について謝罪した。アダムスさんの投稿については、中国人に対する人種差別だとの批判が起きていた。 アダムスさんはツイッターとインスタグラムへの投稿で、ロンドン中心部のロイヤル・アルバート・ホールで予定されていた公演の中止は「コウモリを食べ、生鮮市場で動物を売り、ウイルスを作る強欲なやつら」のせいだと主張。「全世界が停止しているばかりか、このウイルスにより多くの人が苦しみ亡くなっている」と述べ、中国人に「ビーガン(完全菜食主義者)になれ」と諭した。肉食をやめるべきだとのアダムスさんの呼び掛けは動物愛護団体から称賛されたが、ののしり言葉の並んだ投稿は中国人差別として受け止められた。 アダムスさんは「昨日の私の投稿に不快感を持ったあらゆる人に謝罪」するとともに「私はすべての人々に愛情を抱いている」と述べた。(c)AFP


Bryan Adams - Run To You (Official Music Video)

 

「Run To You」の和訳の歌詞は 以下の通りです。

http://rui4oyo.jugem.jp/?eid=2827

僕への愛は決して終わらない そう彼女は言うんだ
でも、君と僕との事を知ったら、それもどうなのかな

ああ、だって彼女の愛は凍えるほどだ
それに気付かない限り、彼女が傷つく事はない、なぜなら

あまりにも過剰だから、君に触れてほしいのさ

君の元へと 僕は向かう
この感情が過ちでないのならば一晩中走り続けたっていい
君に一直線さ
彼女はやさしく けっして僕にがっかりさせない
でも僕を夢中にさせるのは君さ、僕に生気を与えてくれるのさ

彼女の愛は本物さ
でもそれがあるばっかりにたやすく君との愛に落ちてしまう

僕は決めた 君に触れてほしいのさ

君の元へと 僕は向かう
この感情が過ちでないのならば一晩中そこにいてもいい

君の元へと 僕は向かう
この感情が過ちでないのならば一晩中走り続けたっていい
君に一直線さ

「きみのもとへとはしる / Run To You」という直情的なタイトルでしたから、ズバリ心情を吐くような歌詞だとばかり思っていたら、歌詞の背景にはもっと複雑なモノがあるみたい・・・ですね。こころにも体にも響くビートがとても好きで、クルマで(カセットで、ふるっ!)聴いていたものでした。

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/430898">akizou</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 その彼がこの発言・・・彼も結婚して子供が出来て家族を守らなくてはならないものができたために、精神的に過敏になったのでしょうか?今はライブやコンサートツアーとか完璧3密でとても注意しなくてはいけないシチュエーションです。大規模なコンサートができる環境には程遠い現状に、ミュージシャンとしてやり場のない不満を抱いていたのでしょうか。

アメリカ人やミュージシャンという、くくりだけでなく多くの人が「トランプ大統領化」しているみたいで、少し怖さを感じています。中国人差別がさらにエスカレートして、黄色人種差別につながらないか危惧しています。アメリカ全体が冷静さを失っている証拠なのではないでしょうか?

ブラアイン・アダムスのシャウトする姿はとても感動的で私は大好きなのです。「Covid-19」に俺たち皆で立ち向かおうぜ、みたいなクールな歌を通してオーディエンスに語り掛けてほしいものです。