シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

勝つための傾向と対策と究極の選択

こんにちは、 ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

以前、「覇権の品格」をブログに記しました。

 

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 このなかで、ヒトは組織に入れば、上を目指します。出世競争に励みます。会社で目指すは、会社の一番、社長です。起業するんだったら、業界内の順位を上げて業界1位になりたいですよね。
国家も同じ、じゃあないでしょうか。まずは地域・地区で一番になりたい、その後は覇権国家(世界一)つまり、てっぺんを目指したいです。登山家が山頂を目指すように。
人類の歴史を見ると、覇権争いは絶え間ない戦争の歴史と言っても過言ではないと思います。グローバルな覇権争いは・・・過去どんなのがあったのか、と記しました。

 

今回は「歴史的」視点での覇権戦争で勝った国と負けた国の傾向とその特徴です。

 

スペインVSオランダ

17世紀のスペインVSオランダはというと。スペインと、そこから独立したオランダとの戦いです。これ、八十年戦争の末、オランダが勝ちました。スペインは当時、フェリペ2世による絶対君主の国です。一方、スペインから独立したオランダは共和制の国でした。正式名称は、ネーデルランド(低地の国々っていう意味)連邦共和国と言いました。オランダは当時としては珍しく、司法は独立性を持っていて、特に私有財産の権利を保護していたそうなんです。

 

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イギリスVSフランス。

18世紀は、イギリスとフランスの覇権が始まって、イギリスが勝ちましたね。

イギリスは1688年に名誉革命が起こり、絶対君主ではなくて、立憲民主党でもなくて立憲君主制になっていきました。一方フランスは、絶対君主のルイ15世が、1715年から1774年まで、長期間支配していましたね。そして、彼の子ルイ16世(山田ルイ53世ではありませーん、ルネサーンス!!)の時代に、1789年にフランス革命が起こります。一時共和政になりますが、1804年に独裁者であるナポレオンが皇帝になりましたもんね。

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名誉革命 1688年、イギリス議会がジェームズ2世を追放し、オランダからウィレムとメアリを迎え、二人は「権利の宣言」を受けいれて国王となり、さらに「権利の章典」を制定した。 これによって議会政治と国教会制度を柱とするイギリスの立憲君主政治が確立した。

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イギリスとフランスの第2次百年戦争は、ファルツ戦争(1688年~)とウィリアム王戦争(1689年~)から始まった、植民地(主にアメリカ大陸とインド)における勢力拡大の争いと、ヨーロッパにおける利害の対立が結びついた戦争で、ナポレオン戦争でイギリスが勝利した1815年(ワーテルローの戦い)まで続いた。

 

イギリスVSドイツ 

20世紀、イギリスVSドイツは、二度の世界大戦を引き起こしましたね。そして2回ともイギリスが勝ちました。イギリスは、民主主義(立憲君主制)の国ですね。第1次世界大戦当時、ドイツは当時「世界でもっとも権限が強い」といわれた専制君主皇帝(ヴィルヘルム2世:ビスマルク鉄血宰相を辞任させ、ドイツの膨張政策を主導)が統治していました。第2次大戦時は、独裁者ヒトラーが支配していました。この二つの例は、とてもわかりやすいと思います。

 

20世紀後半、アメリカとソ連が覇権をかけて戦いました。勝ったのはアメリカです。アメリカは民主主義の国です。そしてソ連は、共産党一党独裁国家でした。

 

勝った、負けたに、何か傾向や特徴はあるのでしょうか?・・・それは勝った国は、より自由だったと言う事です。負けた国は、より独裁的だったと言えるのではないでしょうか。

 

今、アメリカと中国が覇権争いをしています。「より自由」なのはどっちでしょうか?アメリカと言えるのではないでしょうか?アメリカのテレビは朝から晩まで、トランプ大統領の悪口を言ってます。でも、誰も捕まりません。日本も安倍首相の悪口言っても捕まりません。

でも中国のテレビやネットで習近平主席の悪口をいえば、即、南京いや軟禁、監禁、投獄、収容所行き、どちらにしてもその人は必ず捕まります。

 

過去の歴史は、「より自由なアメリカが勝つ」ことを教えてくれいるのではないでしょうか。

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/514080">カメラ兄さん</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

世界の覇権争いも傾向と対策があると思います。間違っても、第二次世界大戦の日本のようなヒットラーのドイツに付くような過ちを犯さないようにしてほしいです。

 

究極の選択です。うんこ味のカレーか、カレー味のうんこか、(お食事中の方、誠に申し訳ございません<(_ _)>)こんなもんどっちも食わんわ。はい、どちらもいやです。

究極の選択です。アメリカ合衆国ニッポン州か、中華人民共和国日本省か、どちらもいやや・・・が「どっちか寄り」を選ばなければならない時、なのかもしれません。

ってか選択肢おかしくね?はい、選タクシー間違っておりました(~_~;)ドラマの素敵な選タクシーみたいに過去にさかのぼって選択し直すことが出来たらいいんですけどね。

 

勿論、究極の選択は、私は自立して自律した日本を選びます。(選択してねーじゃん)