シニア、世界情勢を考える。by tadashian

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ボルトン氏って、どんな人?

 こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

現在、全世界が超注目している本は、ボルトン氏の「The Room Where It Happened: A White House Memoir(それが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録」と言えるでしょうね。

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著者のボルトン氏って、どんな人なのでしょうか?

ja.wikipedia.org

 

ジョン・ロバート・ボルトン(英語: John Robert Bolton、1948年11月20日 - )は、アメリカ合衆国の政治家・外交官。アメリカ合衆国国際連合大使、国家安全保障問題担当大統領補佐官などを歴任。メリーランド州ボルチモア生まれ。1964年アメリカ合衆国大統領選挙では当時高校生ながら共和党候補バリー・ゴールドウォーターの選挙運動に参加した。1970年にイェール大学を最優等で卒業、1974年同大学イェール・ロー・スクール修了(法務博士 J.D.)。ロースクールでは後の最高裁判事クラレンス・トーマスと同じクラスであり、またビル・クリントンヒラリー・クリントンも同時期に在学していた。

ワシントンの法律事務所勤務、保守派の大御所的存在ジェシー・ヘルムズ上院議員の補佐官を経て、1981年のレーガン政権の8年間、国際開発庁および司法省に勤務し、エドウィン・ミース司法長官と行動を共にした。1989年から1993年まで、ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ政権で国務次官補を務め、ジェイムズ・ベイカー国務長官の知遇を得た。担当は対国際連合クリントン政権期は保守系シンクタンクアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所副所長に就任し、タカ派の立場からクリントン政権外交政策に対して一貫して批判を続けた。1997年に設立された新保守主義的な外交政策を主張するアメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)にも参加した。

2001年、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権によって国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)に任命され、北朝鮮との六者会合やイランの核開発問題などを担当したが、強硬なスタイルは多くの敵を作った。イランの外務省はボルトンを「無作法で非外交的」と非難した。また北朝鮮を巡っては、時の総書記金正日を「圧政的な独裁者」と呼び、北朝鮮で生きることは「地獄の悪夢」などと発言したことから、北朝鮮ボルトンを「人間のクズ」(human scum)と激しく批判した。ボルトンの発言は非外交的だとして議会などから問題視された。また、開戦への慎重論が少なくなかった国務省内の対イラク開戦推進派としてイラク戦争への流れをつくり、ブッシュ政権を去った後もイラク戦争の正当性を主張している。イラク戦争の推進やPNACへの参加などからネオコンの代表的な人物とみなされることが多いが、ボルトン自身は高校時代から生粋の保守派であるため、左翼からの転向者を意味する「ネオコン」と呼ばれることを嫌っている。

 

ボルトン氏って、有名なネオコンアメリカ合衆国における新保守主義(英: Neoconservatism、ネオコンサバティズム)は、政治イデオロギーの1つで、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し、武力介入も辞さない思想)の大物なんですね。ブッシュ(子)政権では国務次官(安全保障担当)で、主に北朝鮮やイランを担当しましたが、とっても強硬姿勢だったんですね。なんと、イラク戦争を積極的に推進した人物なんですね。


2005年、ボルトン氏は、国連大使に任命されました。2018年3月、トランプ大統領に指名され、安保問題担当大統領補佐官に就任して、2019年9月、解任されました。

トランプ大統領ボルトン氏は、北朝鮮問題、イラン問題で対立していたと報じられています。要するに、ボルトン氏は、トランプ大統領より強硬!!ということですね。

 

暴露本の中身は読んではいないので今は詳細はわかりませんけど・・・これによると

news.yahoo.co.jp

・トランプは、ウクライナのゼレンスキー大統領に、バイデンの汚職に関する調査を依頼した。見返りに「軍事支援」をちらつかせていたそうです。

・トランプは、同盟国を軽視し、プーチンエルドアン金正恩など独裁者の機嫌をとりつづけてきたそうです。

・ロシアによる米大統領選挙介入疑惑でトランプは、米情報機関より、プーチンの言葉を信じた!!らしいです。

・トランプは、「フィンランドは、ロシアの一部」!!だと思っていたそうです。

・トランプは、イギリスが核兵器保有国であることを知らなかった!!そうです。

・トランプは、金正恩エルトン・ジョンのCD「ロケットマン」をプレゼントすることに執着していた!!そうです


などなど、超ビックリ(*_*;な情報満載らしいです。他には、

トランプ大統領は、習近平主席に「大統領選で俺を助けてくれ」と要請したらしいです。見返りに、「ウイグル問題は不問にする!!」と約束したとのことです。

回顧録の発売前にコピーを入手した米紙「ワシントン・ポスト」によれば、2019年6月、G20大阪サミットで米中首脳会談がおこなわれた際、トランプは「中国の経済力で自分を大統領選で勝たせてほしい」と習に頼みこんだらしい、とボルトン氏は書いていた。「彼(トランプ)は、選挙戦における農家の重要性、中国がアメリカの大豆や小麦の輸入量を増やしてくれることが重要だと強調した」米中西部の農産業は、トランプにとって欠かすことのできない支持基盤でです。(COURRIER 6月23日)

チャイナマネーで、俺を勝たせてくれ!」だそうです。彼は事業家ですから、「無料で」とはいわなかったでしょう。その「見返り」は、?

その一方、トランプが「見返り」として習に何を約束したかというと、中国政府による少数民族ウイグル人の弾圧を追及しないことだ。

習がウイグル人強制収容所の建設について弁明しはじめると、トランプはゴーサインを出したと、ボルトンは書く。

「収容所建設が正しいことだと思ったトランプは、習に建設を進めるべきだと述べた」(COURRIER 6月23日)

 これが事実だったら、超マズいでしょう。「俺を勝たせてくれたら、ウイグル人100万人を強制収容してもいい」、これはないでしょう。

トランプ大統領は、確かに「アメリカファースト」というより「トランプファースト」で、同盟国との関係をボロボロにしています。

  

大統領選、どうなることやら・・・。全く分からなくなりました。

 

ブログ読者の皆様が、健康でありますように! ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian