シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

92歳でモテキ?

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

***国勢調査の用紙を受領したのですが、配布時の国勢調査員のチェック表が丸見えで、他の世帯の情報が・・・これってどうなのって思う今日この頃です(ネットで申請しますけど)***

 

ブログの更新が滞ってしまいました、申し訳ございません。

もうすぐ92歳になる父親の退院と施設の入所が重なってしまいました、その対応で忙殺されていましたので・・・(言い訳)

父親の背骨の圧迫骨折が4度目で、入退院を繰り返していました。通常であればリミット90日間の入院が可能だったのですが、その1か月前にすでに入院していたので今回は60日が入院期間MAXでした。つまり、9月中旬には退院を迫られてた訳です。

今回、決断した事はもう、父親の自宅での1人暮らしは無理だと言う事です。

選択肢は、私が介護離職して、父親の自宅に戻って、24時間介護する事と、私の自宅に父親を引き取って、身の回り面倒を見るという事でした。

でも、介護離職された方のご意見を聞くと、離職して後悔したという意見を聞きます。アドバイザーからは介護離職せずに親の面倒を見る方法は他に多くあると聞きます。何よりも大事なのは、介護する本人自身の生活と人生と老後があるということです。

私自身の人生の命題である「如何にして就業寿命を延ばすか」という事もあります。働きながら、介護しながら、自分の健康維持(ノルディックウォーキング)しながら、学習(ブログ・読書)しながら歩んで行きたいと思っています。

自宅に父親を引き取る件も、妻の人生に大きな影響と負担がかかるのは必至です。妻はフルタイムで働いていてしかも、妻自身彼女の二人の両親の介護があるので、当然、これも選択肢から外さなくてはなりません。

また結婚して家を出た二人の娘も妊娠中で近々この実家に帰ってくるので、とても私の父親を自宅で介護という環境とは程遠いものなのです。

私自身の考えとケアマネージャーと相談して得た結論は、父親を施設(老人ホーム)に入所させるというものでした。自宅に帰らせると、また庭の手入れや家の掃除で動きまわり(家の中はいつも綺麗・庭は雑草生えてないけど)、無理な姿勢でまた、背骨を圧迫骨折してしまう危険性があり、最悪車椅子の生活になってしまうという危険性もある訳です。いかにして、QOL(生活の質)を維持させて充実ある残りの人生を歩ませるか考えるわけです。

この結果を父親に話したところ、案の定、自宅に帰りたいというものでした。当然でしょう、私でもこう答えますもん。病院(リハビリ系)では4人の相部屋で、夜中はいびきや大声出す人等がいて、よく眠れなかったそうです。(私も59歳の時、難聴で4人部屋に入院したのですが、他の方のいびきでほぼ眠れませんでしたのでよく分かります)不自由な想いをさせたと詫びつつ、自宅にもう帰れない旨を伝えました。

背骨の状態(腰椎と胸椎の圧迫骨折でしかも背骨全体が潰れ気味である事)の事といつまた、圧迫骨折がおこってもおかしくない事、を伝えると素直に応じてくれました。父親自身、自分の置かれた状況を把握してくれていたのかもしれません。

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入所先ですが、第一候補は母親と同じ施設ですが、空きがない状態との事でした。同じ系列の老人ホームもあったのですが、そこも満室でした。どこかないか探している時、入院先の医療相談員の方が空きのある施設を紹介していただので、速攻で申込みをして入所手続きをしました。藁をもつかむとはこんな感じなのでしょうか。

そこは関門海峡を望めるとても眺望のいい、建物の8階で約100人の方が入居されてる大規模な老人ホームでした。実は私個人は大規模ではなく、中小規模の施設を希望しておりました。それは私の個人的な経験からですが、地方においては中小規模の施設の方が細かいところまで目が行き届くのでなないかと思っています。(一概には言えないのでしょうけど・・・)入居費用もなかなか、いいお値段になっています。

退院期限も押し迫り、わがままな事を言っている状況ではないので、入所に向けて手続きを進めてまいりました。

仕事の合間をぬってのかなり煩雑な事務手続きの連続の日々だったのブログの更新が滞ってしまいました。できる事は更新された皆さんのブログの確認とスター添付、はてブも欠かさず、チェックしたという事でしょうか。

 

これからの両親の介護の課題は、両親を一緒の施設に入所させるということです。母親の嫉妬妄想の認知という一抹の不安もありますが、残り少ない時間を夫婦、お互いの顔が見える環境に居させてやりたいと思っております。これがベストなんだと自分に言い聞かせながら・・・

 

父親の入所初日に施設の夕食を私はマスクをしながら、遠巻きに見ておりました。同じ階のフロアの人たちと一緒に食事をしていました。約20人中、男性は父親含めて、二人くらいでしょうか。父親は女性の入居者から質問攻めにあっていました。

歳はいくつなのか、歯は入れ歯ではないのか、奥さんは存命なのか等々。多くの女性に囲まれて・・・

その光景はまさに「92歳にしてモテキ」といえるものでした。

 

帰り際に声をかけると、父親が、「これが孝行息子じゃけのう」と皆に言ってくれたのはとても救いになりました(*^^*)

いいえ、私はあなたの息子ですから当然のことです、あなたのおかげです、心の中で感謝して、施設を後にしました。

父親は身体機能はかなり衰えていますが、認知は進んでいない方だと思います。ですから私は介護されている方々の中では恵まれている方だと思います。

 

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ブログ読者の皆様が、健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian