こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
中国、いや中国共産党、いや習近平の、妙な言動が気になります。
たとえばこの「戦狼外交」。
すべての国に対して超強気の外交です。
それ、やっちゃうほど、中国の敵が増えています。
ここ数年で、オーストラリア、インド、イギリス、フランス、ドイツなどの主要な先進諸国が、反中に転じています。
またこの「共同富裕」政策。
これは、「皆で小金持ちになろうぜ」っていう意味。
でも、実態は、「金持ちを絞って富を奪っちゃおう」という政策だと思います。。
いま正に旬の「恒大ショック」。これは、習近平の言葉がきっかけでおきたものです。
その言葉とは、 『マンションは住むためのもので、投資の対象ではない』 です。
(日本ではバブルの頃に聞いたことがあるような・・・)
強権的な独裁者からこんなことを言われた日にゃあ、銀行は、不動産会社や不動産投資家に融資できません。
それで、「恒大ショック」が起こり、その他の不動産会社も一日平均一社の割合でつぶれています。
これはもう「人災」に他なりません。
問題は、「なぜ習近平は、こんな愚かなことをするのか?」です。
それは彼が、「正当性」と「正統性」を確保しようとしているんだと思います。
なぜ?
習近平になって中国の経済成長率は鈍化しています。
彼は選挙で選ばれていません、だから、なんとかしないといけないので、もがいています。
中国共産党が中華人民共和国を建国したという正統性。でも台湾は国民党が建国してます。(今は民進党ですけど)
中国共産党一党独裁のおかげて世界一の経済成長を成し遂げたという正当性。でも、日本は多党制で成長を遂げました。(1950年から1990年までで自民党ですけど)
今はこの正統性と正当性が完璧に揺らいでいます。
中国の周りは敵だらけだよ。これから身を守れるのは、中国共産党と習近平だけだよ、と叫び続けています。これで中国国内での人気は上がります。
中国国内のプロパガンダも大変みたいです。塾も禁止、英語教育も不可になりそうですね。
かつては、経済で正当性を叫んでいたのが、安全保障で正当性を吠え続けなくてはいけないのです。
そのための「戦狼外交」「共同富裕」なのです。
たとえこの二つの政策が、中国に破滅をもたらすことになろうと、もう止まることができないのです。
過去記事です<(_ _)>
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