シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

バイデン氏が大統領になっても

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

今、私には目から離せない2つの事があります。それは、今実家にいる孫の一挙手一投足と遠く海を渡った米大統領選です。

次元違い過ぎるだろって、言われそうですね(>_<)

 

ちなみにネットでは米大統領選、選挙に不正があったとか、なかったとか。選挙人を州議会が決めるので、トランプ大統領大逆転とか。選挙投票数の操作が外部から(中国・イラン)あったとか。不正操作したサーバーはドイツのフランクフルトにあって、その争奪戦で米陸軍とCIAで銃撃戦があったとか・・・ほんとうなのかなあ。もうここまでくると私のようなシニアには手に負えません。見守るだけにします。

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バイデン氏が大統領になった場合を少しだけ、シニアなりに考えたいと思います。

 

今のアメリカ最大の弱点は、トランプ大統領自身だと思います。

それはなぜかでしょうか?「アメリカ・ファースト」だからです。

 

これって、「当たり前のことをいっているに過ぎない」という人たちもいます。自国第一主義でいいじゃないかと言う事です。

本当にそうなのでしょうか?

皆さん、「私のポリシーは、『自分ファースト』!」と言っている人と付き合いたいと思いますか?

「わが社(の利益)ファースト!!」と宣言している会社から物品を購入したいと思いますか?

  

簡単なことです。

トランプ大統領は、有言実行の方でした。だから、どこでも「アメリカファースト」一貫してきましたね。その結果、ほとんどの親米国家の関係が悪くなっていきました。

  

ひとつの例が、NATOです。トランプ大統領、「俺ちが、NATO加盟国を守ってやることで損をしている」と常に不満を言っていました。それで、NATO加盟国の首脳と会うたびに「もっと軍事費を増やせ!」と言ってきました。

  

欧州最強のドイツに対しても、トランプ大統領は、ドイツとロシアを直接結ぶ海底ガスパイプライン計画に猛反対しました。このプロジェクトに参加している企業に制裁さえ科しています。

トランプ大統領の理論は、「アメリカは、ロシアからドイツを守っている。だけど、ドイツはロシアから莫大な量の天然ガスを買うことで、敵であるロシア経済を良くしている。おかしいだろ!」ということです。

わからなくはないですけど、その態度とかやり方とかがあまりに強硬で露骨であるため、ドイツは、どんどん反米化していきましたね。

その結果、ドイツは、ロシアや、アメリカのライバルである中国の方に向いていきます。

 

 フランスのマクロン大統領も、トランプさんが大嫌いみたいですね。それで彼は、「欧州軍創設が不可欠」「欧州軍はアメリカから欧州を守らなければならない」語って、アメリカを仮想敵国視していたですもんね!

トランプ大統領のせいで、欧米関係がとても悪くなりました。

 

アメリカはGDP世界一です。2位は中国ですね。

でも、EUプラスイギリスを「一つの国」と見なせば、欧州は、GDP世界2位になります。それで、米欧が一体化すると、巨大な勢力になりますよね。でも、米欧が分裂しています。

 

ほくそ笑んでいるのは、中国とロシアでしょうね。

  

だから、バイデン新大統領誕生で、米欧同盟が復活するんじゃないでしょうか。アメリカと欧州が分裂することで、世界最強の軍事同盟NATOも弱体化するなんて、これほどバカげたことはないと思います。

 

バイデン氏は、お年を召して色々問題ありそうですが「国際協調派」で、「アメリカ・ファーストと決別する」と宣言しています。ならば、欧米関係は改善するでしょうね。

欧州はバイデン氏勝利を歓迎していますね。 そして、欧米同盟の復活を提案していますね。

 

news.yahoo.co.jp

 <EU、中国に対抗するため米国に「新たな連合を提案」…「ポスト トランプ同盟」

 

WoW!Korea 11/30(月) 8:26配信

ヨーロッパ連合EU)は中国の脅威に立ち向かうため、米国と「ポスト トランプ同盟」を提案していると、英国経済紙のファイナンシャルタイムズ(FT)が29日報道した。

来月に開かれるEU首脳会議に先立って、EUが作成した計画案の草案によると、EUドナルド・トランプ米政権期間の緊張を終結させ 中国からの挑戦に立ち向かうため、米国と新たな同盟を結ぶ案を模索している。

この草案には「解放された民主主義社会と市場経済としてEUと米国は、中国の国際的主張が増大している戦略的挑戦に対して対応することに同意する」と書いてある。

また この同盟を通じて、中国問題から新型コロナウイルス感染症大流行への対処問題まで、多様な問題に共同対応していこうと提案されている。

トランプ米政権期間、米国とヨーロッパの関係は膠着していた。そのためEU加盟国のほとんどは、ジョー・バイデン氏が当選したことを祝賀していた。この計画案は、12月10日から11日まで開催される会議で、国家指導者たちによる承認のために提出される予定である。

 

だから、欧州は、「バイデンが勝ったからこういう提案もできる」と考えています。

というわけで、バイデン氏が大統領になっても、米中覇権戦争は終わらないと思います。欧米関係は改善され、同盟は復活していくでしょう。

日米関係についても、心配する必要はないと思います。

心配するのは、やっぱり「国内の親中派・・・」かもしれません。

 

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