シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

アメリカと中国と

 こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

***ウォーキングイベントが次から次へと中止になって、再開が待ち遠しい、そして自身の勤務体制も早く正常になってほしい、今日この頃です。***

 

 「中国の隠蔽体質が世界の新型コロナウイルスの対応に遅れ及ぼした」とのアメリカの批判やトランプ大統領の「中国ウイルス」発言に対して中国外務省の報道官がツイッターで「アメリカでの感染はいつ発生し、何人が感染したのか。アメリカは透明性を持ちデータを示して説明をせよ。武漢に感染を持ち込んだのはアメリカ軍かもしれない。」と投稿したそうですね。

 

 武漢で世界軍人体育大会という行事が去年10月おこなわれたそうです。その時、参加したアメリカ軍がウイルスを拡散させた可能性がある、と主張しているそうです。けど、それに関する中国側の科学的な根拠は何も示してないみたいです。

 

 でも、中国は国民を洗脳しまくると思います。中国人14億人にとっては、「米軍起源説」が「常識」になってしまう可能性があるかもしれませんね。日本人の常識は中国には通用しないと思いますので・・・

 

 3月初めに新華社通信は「正々堂々と言う、世界は中国に感謝すべきだ」と言いましたもんね。「中国の巨大な犠牲や努力なくして、世界各国は感染と戦う貴重な時間を得ることはできなかった」と言ってのけたくらいですから。先に感染と戦った中国はその姿を見せているんだ、他の世界各国がウイルス対策を準備する時間を稼いでやった、というのです。感染が広がったのは、各国が中国の経験や教訓を重視しなかったからだ、という論理になるわけですよね。

 

 だから「世界は中国に感謝すべきだ」なんだそうです。見事なまでの 徹底的した「中国ファースト=中華」です。

 

 新型コロナウイルスが正式(?)に発生した2月はじめ、複数の国が「中国全土からの渡航を制限する」ことにしました。日本は「大ごとにしないでほしい」という中国政府の要求で渡航制限は武漢のある湖北省だけとしましたよね。

 

 その結果が、 韓国、イラン、イタリアの現状です。 爆発的に感染者が増えた国々は、いずれも「中国との交流が盛んな国」ですよね。イタリアはG7で唯一中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加し中国との交流が拡大していて、それが感染拡大の一因ともみられますもんね。一方、中国と国境を接していても、すぐに中国からの渡航を禁止したモンゴルは、3月19日時点で6人しか感染者がいません。この違いは一体何なんでしょうかね?

 

  新型コロナウイルスは、武漢→中国全土→全世界という経路で広がってしまいました。 だから、初期の段階で中国全土からの渡航を制限すれば、流行を防げたであろうことは、私のような医療の専門家でなくてもわかります。如何せん経済・観光等、日本は中国頼みの部分もありますしね。

 

 なんだか、この状況、14世紀のモンゴル帝国(現在のモンゴルの事ではありません)のユーラシア大陸統一時のヨーロッパにおけるペストの大流行を思い起こさせます。原因も症状も致死率も全然違うのですけど・・・

  

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 しかし、日本政府は中国の要求を呑んで、それをしなかった・・・のかな。すみません、ここは私は詳しくわかりません。だけどその後、日本で感染経路のわからない感染者が続々とあらわれてきました。すると、中国はどう動いたでしょうか?2月末、中国は、日本からの入国制限を開始しましたよね。天安門の時もそうでしたが、「恩を仇で返す」とはこのことかなあ・・・その後、中国は反日教育始めましたもんね。でも、私には、中国指導者への怒りはないです。 だって彼らがそうすることは、わかりますもん。

  私は悲しみが、何度も何度もだまされつづける日本政府、 過去の失敗から何も学ばない日本政府に向かいます。安倍総理は、是非今回の大災難から学んでいただきたいと思います。トランプ大統領習近平国家主席との対応はとても大変だと思いますけど・・・

 でも、日本は情報戦を戦いながらも、どこの国とも仲良くしていかなければならないと思います。八方美人と言われてもいいのです。世界的な孤立だけは避けなければなりません。それが日本の生きる道だと思いますので・・・

  自宅の庭のすももの花です。
 「100日後に死ぬワニ」のラストじゃないですけど、桜の満開ももうすぐですし・・・
 春よ、早く来てほしいです。