シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

水に流すってこと

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

「水に流す」って感情は日本人固有の特殊なものなのでしょうか?皆さんはどう思われますか?

外国の方が日本人の気持ちで最もわからないのは、アメリカは日本に原爆を落として、何十万人も虐殺したのに、日本人の大部分はアメリカを恨んでいないどころか逆に愛していることです。これを絶対に我々(外国の方)は理解できないってことらしいです。
これが、普通の国民の感情なのでしょうか。例えば中国や韓国の方は、終戦後75年がすぎても、いまだに戦時中のことをネチネチ言うので、うざったいなあ。ってこんなふうに感じている方も多くいるのではないでしょうか。

しかし、これは日本人の「水に流す」精神が特殊なのであって、恨みや怒りを持つほうが普通でしょう。加えて反日教育を施さればなおさらだと思います。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/927624">胡麻油</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真


 

gimon-sukkiri.jp

水に流す:お互いの間にあったいざこざや気まずさを、なかったことにすること
「水に流す」の意味をもっと詳しく:

「水に流す」とは、お互いの間にあったいざこざや気まずさを、なかったことにするという意味のことわざです。つまり、過去のトラブルなどで悪くなった仲を一度リセットして、再度新しく関係性をはじめることを指します。

条件付きで相手を許すときに「水に流す」と言うこともあります。しかし、多くの場合は無条件で相手を許した場合に使用します。

「水に流す」の使い方の例として、以下のような文例が挙げられます。

もし君が駅前のプレミアムメロンパンを買ってきてくれるのであれば、今回のことは水に流そう。
君は僕に謝ったし、僕は君を許した。過去のことは、きれいさっぱり水に流そうぜ。
お互いに言いたいことはあるだろう。だけど、ケンカしてても始まらない。同じチームなんだから、ここはひとつ、今までのことを全て水に流すのはどうだろうか。
「水に流す」の由来は、禊(みそぎ)です。禊とは、罪がある人や神事に参加する人が、川や海の水に浸かって身体を清める行為です。

禊(みそぎ)という行為の背景には、「水がけがれを洗い流す」という考え方があります。

この考え方が転じて、過去のいざこざをなかったことにする際にも「水に流す」と表現されるようになりました。

 

ja.wikipedia.org

2013年に韓国の学習雑誌「ノーベルと蟻」「ノーベル子ども」が調査したところによると小学生の86%が「一番嫌いな国は日本」と答えた。

中国では「中国歴史」の教師用指導書には次のように書かれているという。

日本帝国主義を心より恨み、蒋介石の無抵抗を心より恨み、国土の喪失を悲しみ、憂国憂民の感情を心に持たなければならない。」
「教室の雰囲気に気を配って、思想教育の実質的効果が上がるように心がけなければならない。」
「『石井部隊が被害者の死体を焼却した焼人炉』と、『日本の侵略者が中国人を用いて行った細菌実験』の二枚の画像を組み合わせ、生徒の思いを刺激して、日本帝国主義の中国侵略の罪状に対して強い恨みを抱くように仕向けるべきである」
南京大虐殺』については「残虐性と野蛮性を暴露せよ」「教師は日本軍の残虐行為の部分を生徒に真剣に読ませて、日本帝国主義への深い恨みと激しい怒りを生徒の胸に刻ませよう」「南京大虐殺の時間的経過と人数を生徒に覚えさせよ」

これが現実なのでしょうね。

でも、それは国策として一致団結するために「怒り」を利用して人々に対して中央(主席や大統領)に強い求心力を持たせる施策のためなのかしれませんね。だから、なかなか、水に流せない、許してもらえないのでしょう。「怒り」は非常に大きいパワーを持ちますから。

「怒り」としての趣旨としては個人レベルで少し異なりますが、以前、アンガーマネジメントについての記事を書きました。 

www.tadashian.com

このなかで、

様々な人と遭遇する場では常におだやかな気持ちでいることがよいのでしょうが、私のようなどうしても劣等感や孤独感などのマイナスの思考が出てくる時があると、誰に対する気持ちなのかも判然とせず自分の中で混乱してしまいます。それが人や物に対する怒りになってしまうことが多々あります。
こんな自分の気持ちを整理し、状況を客観的に把握する力を育てることが重要なのです。が・・・これがなかなか難しい。これを克服できれば、状況に応じて感情をコントロールし、適切に問題解決していくことができるのではないかと思います。この過程を学ぶプログラムがアンガーマネジメントということになります。

このマネジメント法を知っているということは、職場での他人のイライラにも適切な対応ができると思います。さらには、「悔しい!!」という負の怒りをモチベーションに変換することができて、プラスの効果を生み出すこともできると思います。
このようにアンガーマネジメントは、コミュニケーションやビジネスの場にも大きな影響を与えるものだと思うんです。

 

「過去のことを水に流す」って英語でなんて表現するのでしょうか?調べてみました。

「過去のことを水に流す」というのは、ことわざにもなっている決まった表現があります。

「Let bygones be bygones.」 です。

bygones  (過ぎ去った事)(go by で「過ぎる」で、それを完了形にして(have gone by) 順番を逆にして名詞にしたもの…こういうものはよくあります。)let ~させる(使役動詞)

「過ぎ去ったことを、過ぎ去ったものとする」というのが直訳ですで、そこから「過ぎ去ったことを水に流す」ということになります。

I always try to let bygones be bygones.(いつも過去のことは忘れようと心がけています)

 https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/7813/より参照

 

過去のことだけど、忘れられない、でもいやなことがあったら、覚えやすいこのフレーズを唱える事にしましょうね。

「Let bygones be bygones!」

「水に流す」そういう想い・感情が相手にはない、と理解すれば相手に対する見方も接し方も変わるのではないでしょうか。

過去のトラブルなどで悪くなった仲を一度リセットして、再度新しく関係性を構築したいものです。