シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

ワーケーションって、何?

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

***健康診断を受けて、血圧や血液検査に異常がない事でほっとしています。毎日のノルディックウォーキングの成果でしょうか。でも、相変わらず、胃カメラのおぇ!が嫌な今日この頃です***

 

私のぶろぐの、○○○って何?とか○○○について考えてみた、シリーズは自分自身の認知症予防の勉強学習の一環として、また、忘備のためのものです。んな事、知ってるよって方が多いかもしれません。その節はどうぞお許しください。

時々、世界情勢だとか、日本の進むべき道だとか、歴史法則に照らしてとか、かなり飛んでしまう事もあろうかと思います。その節はどうぞ、じじいの戯言と一蹴していただきつつ、お付き合いいただければ、と思っております。ご容赦ください。

 

ところで皆さん、ワーケーションという言葉をご存知ですか?

ワーケーションって、すでに2000年代に米国で生まれた、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語だそうです。(まあ、想像は尽きますね(*^^*)

《work(ワーク)+vacation(バケーション)からの造語》休暇中、特に旅行先でテレワークを行うこと。従来のテレワークは、自宅やレンタルオフィスなど特定の場所で、時間を決めて行うのが原則とされていたが、ワーケーションではその制約をなくし、長期休暇の旅行先でのテレワークで、勤務と認められる。

出典:小学館/デジタル大辞泉より

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つまり、観光地や帰省先や避暑地などの環境のいい場所で、休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態を指すことらしいのです。つまり、「旅行をしているのに出勤扱い」ということなんです!!(びっくり!)

この制度が発生したバックボーンは、アメリカでもかつては日本と同様に有休取得率が低くて、休みなのに事務所に連絡をする人が多かったらしいのです。

JALがワーケーションを導入すると発表して少し知られるようになった感があります。すでにアメリカではICT関連業界などを中心に広がっているそうですね。いや、その前にJALANAとしては少しでも利用客数を増やさないことには・・・

 

www.jal.co.jp

  

「ワーケーション」って、JALの場合は、社員が休暇に最大5日のワーケーション日程を追加することで行われるらしいのです。社員は休暇先で勤務時間のインターネットを活用して定例会議に参加!したり、メールを送ったり、自分の業務をこなしたりして働くらしいです。

その一方、カーシェアリングサービスUberのワーケーションは、課題解決型プロジェクトメンバーが旅先で行うらしいです。通常は一緒に働くことのない社員で少人数のチームを作ってどこか旅に出かけ行きます。課題に対してUberのビジネスに実際にインパクトを与えるようなクリエイティブな答えを探すことに積極的に取り組ませるという事をしているそうです。(半分社員旅行の、ノリみたな・・?)

いろいろなワーケーションの形態があるのですね。

 

そもそも、ワーケーションとリモートワークの違いは何なんでしょう?JALにしても、Uberにしても、共通しているのは「旅先で行う」ということですね。インターネット環境を利用して仕事をする点ではリモートワークと似ています。でも、一般的にリモートワークは事前申請した場所でのみ行うため、勤務地の考え方が違います。

 

news.yahoo.co.jp

フル在宅勤務の導入には覚悟が必要だ。「なんとなく良さそうだから」とか、「社員が強く希望したから」といった理由でそれを認めると、課題が見えてきたところでストップがかかってしまう。明確な目的があって始めても、時間とともに本来の意図やビジョンが忘れ去られてしまうと、ヤフーやIBMのような結果に陥る。

リモートワークというとIBMやYahooが禁止したというニュースが記憶に新しいですね。原因としては社内でのコミュニケーションが次第に取りにくくなったことやコスト削減にはならなかったことと言われています。ワーケーションはリモートワークに似た部分もありますが、そもそもコスト削減を求めて行なっているわけではなかったため、リモートワークのデメリットがそのままワーケーションのデメリットになるわけではないでしょう。

政府がネット環境等を利用して在宅や遠隔地で仕事を行うテレワークを推進していることを考えると、今後このワーケーションは増えていくかもしれませんね。

 

www.takebackyourtime.org

でもワーケーションを疑問視する人もいます。労働者の休暇増を提唱する団体Take back your time.orgのジョン・デ・グラーフ氏もその一人です。デ・グラーフ氏は、「電子機器によってオフィスに鎖で繋がれた状態だと、有給休暇が完全にリラックスできるものではなくなる可能性もある」と警鐘を鳴らしています。

確かに、バカンス先にいたとしても、就業時間内は仕事をしているとなれば、完全に仕事を忘れるということは難しくなります。せっかくのワーケーションなのに、雇用主側からの「休暇中でも休まずに働け」と従業員が受け止めてしまう可能性もあるわけです。

完全に仕事を忘れるわけではない状況下で行なうのならば、その状況を生かす何かを行うほうがいいのではないでしょうか。Uberの例を見ると、ワーケーションの本質は、旅行先・旅・その土地のメリットを生かした何か、具体的にはリフレッシュや自己研鑽、「旅先ならでは」と「その企業ならでは」を掛け合わせた事業アイデア作り等が実現できることなのではないかと思えてきます。

 

 日本では、1990年代ごろからIT企業を中心に、リゾート地に拠点を置いて創造性や生産性を高める取り組みが行われてきましたが、情報通信技術の発展により、職種によっては場所にとらわれずに、職場とやり取りしながら働き、成果を上げることが可能になってきたのではないでしょうか。ワーケーションを積極的に導入する企業も出てきているようですが、仕事と休暇の線引きや、勤務時間の認定が難しいなどの課題もあります。
長期滞在が見込める観光地などでは、受け入れのための整備が進み、旅行会社は、ワーケーションができる企業向け新サービスの商品化に乗り出しているみたいですね。

wave.pref.wakayama.lg.jp

例えば、ビーチや温泉がある和歌山県白浜町は、南紀白浜空港近くに、町などが整備した高度な通信環境を備えたオフィススペースを整備して、IT企業などの誘致やワーケーションでの利用を推進しています。長野県も、観光地で働く人の受け入れに力を入れいます。自治体同士の連携も進んで、2019年11月には、和歌山や長野など7道県と58市町村で構成する「ワーケーション自治体協議会」が設立されたそうです。

www.tjnet.co.jp

ワーケーションを「休暇中でも休まず働け」にしないように・・・

私は旅行記ブログを執筆される優秀なブロガー様こそ、ワーケーションにぴったりマッチングしているのではないかといつも思っています。旅行=仕事、いやいやそんな垣根は越えて、旅行や観光やキャンプが余暇でもあり、仕事でもある・・・そんな方々が潜在的にとっても多くいらっしゃるのではないかと思うのです。

 

 

ちなみに過去の私の○○○って何?とか○○○について考えてみたシリーズ、以下の通りです。

 

www.tadashian.com

 

 

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 ブログ読者の皆様が、健康でありますように!最後までお読みいただきありがとうございます。 ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian