シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

米中ハケン戦争の種類は

こんにちは、ただっしゃん(@tadashian1)です。

 

トランプ大統領は2017年に就任しました。当初は米中関係、穏やかでしたね。

狂ったようにミサイルを発射していたロケットマン金正恩委員長を何とかなだめるために最初は中国に何とかしてよ、って言っていました。でも、中国は「北朝鮮の核問題を解決する気なんてあるわけないじゃん。」ってことがわかりました。

 すると、トランプ大統領は、金書記長との直接交渉に乗り出して、2018年6月シンガポールで、初の米朝首脳会談が行われましたよね。

 

ja.wikipedia.org

 2018年米朝首脳会談は、6月12日にシンガポールで開催されたアメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮金正恩国務委員会委員長兼朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談トランプ大統領金正恩委員長は、「史上初の米朝首脳会談が、両国の数十年にわたる緊張と敵対を乗り越える新たな未来を築く重要な出来事であった」と認識し、この共同声明の内容を「完全かつ迅速に履行すること」を約束した。

これで中国の助けなんかあ、いらんわいとなったので、トランプ大統領は一挙に中国を叩くことになっちゃいました。2018年7月、8月、9月、と矢継ぎ早にトランプ大統領はドル基軸を守るため中国製品の関税を引き上げました。そして、米中貿易戦争がおこりました。

 

ja.wikipedia.org

そして、ついに2018年10月4日、ペンス副大統領が、中国との【冷戦開始】を宣言しちゃいました。 このようにして、公式に、「米中覇権戦争」がはじまってしまいました。

 

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/810857">fujiwara</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

この画像が望ましいのですけど・・・

 

具体的に米中覇権戦争の種類を見てゆくと・・・

アメリカと中国は核保有超大国です。熱い戦争、hot warつまり核戦争へまっしぐらは考えにくいと思います。これやってしまうと、コロナ騒ぎでどころではなく人類滅亡一直線、だからです。 起こりにくいと思います。(お願いだからこれだけは止めてね)

 

じゃあ、別の戦争(冷戦:cool war)というのは、情報戦争、外交戦争、経済戦争、代理戦争になると思います。

 1、外交戦争は、味方をいっぱい増やして、敵を孤立さてしまうことですよね。

 2、経済戦争は、さっきの、関税引き上げとかファーウェイ外しですね。

(ファーウェイの社名漢字表記は「華為技術有限公司」ですけど、もろ中華の為の技術株式会社って思うの私だけなんでしょうか?)

 3、代理戦争は、アメリカが、香港の民主化勢力を支援することとか、台湾へ武器をいっぱい売ったりとか。また台湾が、WHOに参加できるよう、運動を盛り上げていくとかですね。

 

www3.nhk.or.jp

 

 4、情報戦、これは、「敵を極悪非道の悪魔ような国家にさせること」を目的としてます。

 なんか急にこのタイミングで、「中国は、ウイグル人100万人を強制収容している」なんていう事実が注目されるようになりましたよね。これはびっくり!!(米英の情報工作?)

 

www.youtube.com

 

www.bbc.com

国連人種差別撤廃委員会は8月末、最大100万人のウイグル人住民が刑事手続きのないまま、「再教育」を目的とした強制収容所に入れられているという指摘を報告した。

8月半ばにスイス・ジュネーブで開かれた同委員会の会合では、信頼できる報告をもとに中国政府が「ウイグル自治区を、大規模な収容キャンプのようにしてしまった」と委員たちが批判。これに対して中国政府は事実と異なると反発しているが、「宗教的過激派に染まった者」は「移住と再教育の支援を受ける」と珍しく認めた。

国連が中国政府がウイグル人100万人拘束と批判したのもびっくりですが、案の定中国政府が事実と異なると反発しています、「宗教的過激派に染まった者」は「移住と再教育の支援を受ける」と。全面否認するのが常なのに珍しく認めた事のほうが私はもっとびっくりです。フェイクニュースとか、いつも言うのですけど・・・

ここまでくるともう、中国共産党は21世紀のナチスドイツ、習近平主席は21世紀のヒットラーって言われても仕方ない状態になっているのではないでしょうか。 言い過ぎ?

もう一つの火種はなんといっても、今回の新型コロナウイルスです。「中国政府が新型コロナウイルスの真実を隠蔽したせいでパンデミックが起こった!賠償金払え!」と。これは中国は全力で否定すると思います。今回のコロナショックで中国のGDPはひょっとすると世界第一位になるかもしれませんね。(これは私の不確かな予測です。)もしこうなれば、これもとても皮肉な事です。

今後日本をはじめ世界各国で経済的に困窮してゆくことが明白です。第一次世界大戦後のドイツが多くの賠償金を背負ったのと同じ構図です。その後、ヒットラーはこれを踏み倒しましたが。

繰り返しますが、私はパンダ大好きです。中国の歴史も大好きです。過去に日本は中国の文化の多大なる影響を受けました。この漢字も中国からのものです。中国国民の個人・個人には責任はないと思います。平和的に解決してほしいのですが、叶わないものなのでしょうか。

中国共産党としての統治組織構造体に問題があるのではないでしょうか。トップを取り、海賊王いや覇権王に俺はなる、世界は俺のもの、としようとすればするほど、緊張が高まってゆきます。

アメリカのドル基軸体制がベストだとは思わないのですが、この冷戦、なにか回避できる方法を模索していかなければならないと思います。

日本はその橋渡しができれば、いいのですが、忖度しすぎて反対に中国に懐柔されて抱き込まれて中国側陣営に入っちゃわないか心配です・・・