シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

「日本資本主義の父」渋沢栄一って

こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。 当ブログにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。

 

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***最初に、はてなブログをProから無料版にしたのですが…大切な皆様から頂いたとても貴重なブクマやスターが消えてしまいました(泣)。申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます<(_ _)>***


2024年に、お札のデザインが一新されます。

一万円札の顔は、渋沢栄一になりますね。


「日本資本主義の父」渋沢栄一、とてもふさわしいと思います。


渋沢栄一とは、どういう方なのでしょうか?


彼は生涯で、なんと481社もの会社や団体を立ち上げた偉人です。

彼が立ち上げた会社は、名前を変えて今も残っています。


どんな会社、組織、団体を立ち上げたのでしょうか?

(名称は、現在のものにしています。)

たとえば、

日本銀行
みずほ銀行
サッポロビール
キリンビール
日本郵船
・日本製鉄(新日鉄住金から名称変更)
・JR
IHI
東京ガス
KDDI
・帝国ホテル
東京証券取引所
・日本社会福祉協議会


などなど。

日本を代表する企業・団体が、ずらりと並びます。

だから、渋沢栄一は、「日本資本主義の父」と呼ばれる所以なのです。


また、彼の成功は、「思想」に支えられていました。

それはなんなのでしょうか?


儒教」です。

渋沢栄一は、日々ビジネスをしながら、儒教の開祖である孔子の教えをまとめた「論語」を繰り返し読みつづけていました。

そして彼は、「道徳経済合一説」を主張していました。


「道徳と経済は一つ」という意味なのですが、どういうことでしょうか?

彼はいいます。

真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではないと私は考える。
渋沢栄一論語と算盤」より

<富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができない。>



これを聞いて、「その通りだ!」と言う方もいるでしょう。

その一方で、「甘い!」「そんなきれいごとを言ってたら、金持ちなんかになれない!」と思う人もいるかもしれません。


しかし、渋沢栄一の言葉に説得力を与えているのが、彼の圧倒的な実績の数々です。


ずる賢くやらなかったからこそ、渋沢栄一が立ち上げた事業は、長期にわたって繁栄しているのではないでしょうか。


いずれにしても、今の日本に必要なのは、渋沢栄一のような人ではないでしょうか。


日本のGDPは1997年、543兆円でした。

2020年のGDPは、539兆円でした。

2020年のGDPは、23年前よりも少ないのです!
(コロナ禍の影響があったかもしれませんが・・・)



日本が再び繁栄するためには、「経済発展が不可欠」であることは間違いありません。


もちろん、政府による「正しい経済政策」が必要です。

しかし、国民(民間)の側からは、渋沢栄一のように、「私が、日本経済を立ち直らせてやる!」という気概をもって、日々の仕事に励むことも大事でしょうね。


あのカリスマ経営学ピーター・F・ドラッカーにして「彼の業績は、ロスチャイルドやロックフェラーを超える」と言わせしめた渋沢栄一です。

皆さんも、是非彼から学んでみてはいかがでしょうか。
 
私は、日本最大の問題は、国民の多くが「希望を失っていること」だと考えているからです。
 
新しい一万札を見て、みんなが益する社会にしていきたいと願えば、日本はまだまだ明るい方向へ進んで行くのではないでしょうか。

私のお勧めは、こちらです。

 

 

 

 

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