シクラメンのかほり
こんにちは、tadashianです。
写真は、先月誕生日を迎えた私(61歳)にプレゼントで頂いたシクラメンです。もらった相手は、な・なんと、自宅で1人暮らしをする父(91歳)から・・・この歳で、父親から、しかも花のプレゼントをもらうとは…幸せな限りです(半泣き)…玄関の下駄箱の上に飾りました。父曰く、介護でお世話になっているから、、、と(再び半泣き)。ケアマネージャーとの会合とか、介護等公的認定の手続きとか、病院や買い物の送迎とか、薬の管理とか、妻の料理を持ってゆくとか、自分ができることしかやっていないけど。。。(年老いた父親のやさしさに、三たび半泣き)
🌸 シクラメンの花言葉は「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」
花名の由来は、属名の学名「Cyclamen(シクラメン)」は、球根の丸い姿から、ギリシア語で円を意味する「kiklos(キクロス)」が語源になったともいわれます。英語で円は「Circle」ですもんね。なんかスペル的に似てないですか?
和名の篝火花(かがりびばな)は、そり返った花びらの形を見たある貴婦人が「これはかがり火のような花ですね」と言ったということから日本の植物学者の牧野富太郎(1862~1957)によって名づけられました。
花言葉の由来ですが「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」は、雨から花粉を守るために下向きに咲くシクラメンの花が、恥らっているように見えることに由来しているそうです。
下を向いたシクラメンの伝説は草花が好きだったソロモン王が、王冠に花のデザインを取り入れたいと考えました。ソロモン王はいろいろな花と交渉しましたが断られてしまいます。そして、唯一承諾してくれたシクラメンにソロモン王が感謝すると、それまで上を向いていたシクラメンが嬉しさと恥ずかしさのあまりにうつむいてしまったそうです。かわいい伝説ですね。
やはり、私は布施明の「シクラメンのかほり」を思い出します。
「真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない・・・」古いですけど…
そういえば、真綿のような真っ白なシクラメン、見たことないなあ。
https://www.youtube.com/watch?v=7ENChwV7Wic
布施明の熱唱もいいけど、個人的には小椋佳の落ち着いた雰囲気の歌の方が好きかな…
🌸 花言葉は「謙譲」・「困難に負けない」。ツワブキは日本原産のものらしいです。花言葉の「謙譲」は、奥ゆかしい日本的な落ち着きを感じさせるその花姿に由来するといわれます。「困難に負けない」の花言葉は、日陰でもよく育ち、寒さが厳しくなっていくこの時期に花を咲かせることにちなんでいます。
ちなみに島根県の津和野は「つわぶきの生い茂る野」をその名のルーツにもつといわれています。遠い昔、山紫水明のこの地に住みついた人々は、群生する「つわぶき」の可憐な花に目をとめ、その清楚で高雅な風情に魅せられて、自分たちの住む里を「つわぶきの野」・・・ 「つわの」と呼ぶようになったといわれています。
なんだか、きゅうりかバナナみたいな実がなるのかと勝手に思ってました。
また、ヤマユリの花言葉には「人生の楽しみ」という言葉があります。この花言葉は、ヤマユリが甘い香りを放つことから生まれた花言葉。人生を共にする伴侶などに贈ると良いと思います。
また、ヤマユリの花言葉には「純潔」や「無垢」という花言葉もあります。これは、ヤマユリの清らかな姿から生まれた花言葉です。ヤマユリのように可憐な女性に贈るのに適していると思います。
上記のことから、ヤマユリの花言葉はどれもいい意味の言葉ばかりです。誕生日のお祝いにヤマユリの花をプレゼントし、更にヤマユリの花言葉を添えると良いでしょうね。
これもまた、住宅の排水溝の隙間から覗いているのは、ゼラニウムです。よくもまあ、こんなところにって感じです。
🌸 ゼラニウムの花言葉は「尊敬」「信頼」「真の友情」です。
花名の由来は属名の学名「Pelargonium(ペラルゴニウム)」は、ギリシア語の「pelargo(コウノトリ)」が語源で、花後の種子に突起があって、コウノトリのくちばしに似ていることに由来しているそうです。和名「天竺葵(テンジクアオイ)」の天竺は「外国産の」という意味、葵は葉が「アオイ」に似ていることにちなみます。確かに似ている気がします。
花言葉の由来で深紅のゼラニウムの花言葉は「メランコリー(憂うつ)」です。ゼラニウムの放つ青臭いにおいにちなむといわれます。ゼラニウムは品種により葉に独特な香りがあり、一般的な園芸品種の多くは青臭いにおいを放ちます。ヨーロッパでは、ゼラニウムのにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置くのが定番になっています。また、魔よけや厄よけの効果もあるとされているそうです。
こんなところに、こんな可憐な花が・・・って思う事が多くあります。(ノルディックウォーキングする前は全く関心がなくスルーしていたし、クルマからは全く分からず小道に入る事もなかったので…)多くの発見があり、これも楽しみの一つとなりました。あまりに健気な花の可愛いらしさと相反する生命力の強さにも心惹かれ、そんな花たちに私も元気をもらえる毎日です。