シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

大股速歩のすすめ

こんにちは、tadashianです。 

 

お金をかけずに、健康のために始められるウォーキング、特に「速歩」は認知症のリスクの減少やうつ、生活習慣病の予防などに効果があると言われています。

日本は世界的に見てトップレベルの長寿国です。その一方で、「健康寿命」は、男性が72歳、女性が75歳(2013年)で、平均寿命との差は男性で約10年、女性で約11年もありますよね。

つまり約10年間は、何らかの介護や支援が必要になります。できるだけこの差は縮めたいですよね、ピンピンコロリを実現するためには。

① どんな方でも、歳をとると筋肉量が減って来て、歩行速度が遅くなり、歩く幅が狭くなります。普通の加齢と比較すると明らかに早く歩行速度が遅くなる人達がいて、この変化がみられた人達は数年後に認知症を発症している人が多いということらしいのです。

ただ、こうした自分の歩行速度や歩幅について、チェックを受けたことのある人はいないでしょう。でも、歩幅については次のような方法で自己チェックができます。


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横断歩道を渡るときに、白線を踏まずにまたぐことができていたら、合格点だそうです。横断歩道の白線は約45センチ幅で引かれているそうです。足の大きさを考えると、つま先が白線上にあって、次の一歩のかかとが白線を越えていれば歩幅は約65~73センチになるわけです。

歩くという動作はどう見てみも単純な動作にしか見えなさそうですが、実は脳では複雑な処理がおこなわれているのです。目や足から伝わる情報を脳は瞬時に処理し、次の一歩を踏み出すように筋肉に命令を出します。このとき、道路や路面の状態、体のバランスに適した歩幅をとるよう計算しています。歩行動作は、複雑な脳の情報処理や神経伝達が必要とされる動作だったんですね!

最近では、認知症と歩行速度との関係性が注目されいて、脳の画像診断や血流検査を用いた研究がさかんになっているそうです。そして、この歩行動作には脳のいろいろな部分が関わっているのです。

 

② 歩行との関係性があるのは認知症だけに限りません。速歩をすることによって血糖値や血圧、コレステロール値などが下がるという報告のなされているとのことです。なかでも「インターバル速歩」という方法では、5カ月で10歳以上若返るほどの成果が得られているとのことらしいです。

インターバル速歩が、なぜ、生活習慣病やうつ、がんの予防効果をもたらすのでしょうか。この速歩は筋肉をつくることに役立ちます。この筋肉をつけることがさまざまな病気予防のカギとなるのです。