初めての寄せ植え
こんにちは、tadashianです。
今日も早朝ノルディックウォーキング、冷えました。(気温が6度のなかを下着、スパッツ、Tシャツという格好なので)
草花に関心があっても、寄せ植えに興味があるわけでもなく、でも、素直に綺麗だなって思って立ち去ろうとしていたら、従業員の女性に引き留められました。「興味が、おありですか?」と声を掛けられました。その時はおっさん一人が加わるのもどうかなあと思い、その場を去りました。だけど、園芸コーナーの今のこの季節、華やかなシクラメンやポインセチアを観ていると「いっちょ、やってみるか!」なんて無謀な冒険心が芽生えてしまいました。
という事で、先ほどの従業員の女性の方にお願いして、飛び入りでおっさんが一人で寄せ植え講習会に加わった次第です。
寄せ植えのテーマは・・・うーん、急に言われても、わからん。時節柄「正月」にしようと、勝手に決めて、勝手に鉢を選び、勝手に苗や木々を選んで、勝手にポジショニングしました。
出来上がったのが、これ。こんなんでいいの...???
◎最初のポイントは
苗の植え込み位置が低くなってしまうのをよく見かけます。位置が低いと、埋もれてしまう感じになるので、少し高めに植えることをすすめます。
◎二つ目のポイントは
寄せる苗を上からのぞき込むように見たとき、植えつけコンテナと同じ形になるように、丸ならきれいにまーるく、だ円ならきれいなだ円になるよう、コンテナの形に合わせて植え込みます。
◎三つめのポイントは
寄せる苗の枝丈の高い方を内側に向ける、つまり背中合わせにします。みなさんが自分で選んだコンテナ、苗で上手くいかない原因は、苗ひとつひとつそれぞれに対して正面を決めてしまい、それをすべて正面に向けてしまうことにあります。これでは、横から見ると凹凸になってしまう、植物はまっすぐなものもあれば、背の低いもの、その中間のものなどいろいろです。
また、すべてを正面に向けるから、結果、形がくずれてしまうのです。花や樹ひと株ずつ、それぞれをきれいに見せようとして植えつけると、逆に全体の形がくずれる原因になることを知ってほしいですね。器に対して、花の面、位置がなだらかに山なりになるよう配してあげることがポイントです。
あ、そうなんだぁ。
寄せ植えの一体感というのは、苗と苗の境目があいまいになるほど出ます。一体感が出ることによって、「植わっていました感」が出てくるのです。そして、さらに「植わっていました感」を出すにはポット苗の茎、枝の長い方を内側に向けます。それをそのままじゃなくて、もとの広がりに戻していくと必然的に混ぜなくても混ざり、色の違うお花がポッと顔を出してきます。苗を寄せたら、苗の姿を元に戻すとさらに一体感のある、つまりずっとそこに植わっていて毎年そこからいろいろなお花が出てくるお庭のように見えるんです。
なんだか、すこしだけですけど、私のようなものでも分かったような気がしました。
富田先生、レクチャーありがとうございました。
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これらを踏まえ、私の作品に先生が少し手を加えた頂いたのが・・・