シニア、世界情勢を考える。by tadashian

健康のためノルディックウォーキング・トレッキングに励むシニア、如何にして就業寿命を伸ばすか考える日々そして世界情勢

ノルディックウォーキング専用ポール=LEKI

こんにちは、tadashianです。

 

 先日、ノルディックウォーキング体験会(初心者講習会)に参加して疑問に思ったノルディックウォーキングの専用ポールについて述べたいと思います。

 ノルディックウォーキングを始めたばかりの頃は〇〇ポールと名の付くものであれば、何でもよいと思っていました。実際にトレッキング兼用ポールでよかったと思っていましたし、実際、アウトドアショップに行ってもあまり種類もないし、ノルディックウォーキングポール自体を置いていないショップもありました。

 ネットで調べて、評価のいいもの・安いものを基準に他の事は一切考慮せずに購入を決めてしまいました。といっても現在、それを後悔しているわけではありません。トレッキングに使用することも可能だからです。登山にとても有効だからです。

 DABADA(ダバダ)はウォーキング開始から現在も使用し続けているものです。中国製ですがSG承認品でレビューが高く、価格も3千円だったのが購入の決め手となりました。ただ今後、これはトレッキングや登山を中心にして使用したいと考えています。 

  注意しなくてはいけないことがあります。それは「 トレッキングポール」は山道など危険の多い場所の危険を安全に歩くために使うポール、そして「ノルディックウォーキングポール」は平地(アスファルト舗装された)を快適に歩くためのポールです。 トレッキングポールを平地で使用することは特に問題ないと思いますが、ノルディックウォーキング専用ポールは山道で使用するのには向いていません(強度等が足りないからです)。間違った選び方をしないよう、気を付ける必要があります。

 

 今回、LEKIのノルディックウォーキングポールを購入してトレッキング併用のポールではなく、ノルディックウォーキングにはノルディックウォーキング専用ポールが必須なのだなと思いました。

 

 先日、出席したノルディックウォーキング体験会講師、日本ノルディックウォーキング協会公認マスタートレーナー山本 陸記氏のブログより引用します。

https://ameblo.jp/yamaguchinordic/entry-12472307049.html?frm=theme

LEKIノルディックウォーキングポールは
1.ストラップベルトを装着したとき、ポールを握っても、放しても常に親指と人差し指の間にポールがある。
2.ストラップベルトは、ワンタッチで装着・リリースが出来る。
3.ポール先端の先ゴムは、斜めカットされた形状である。
4.ポールサイズ調整がワンタッチレバーで容易である。

 

ノルディックウォーキングの運動効果を期待するために、ノルディックウォーキング専用ポールを使用しましょう。

 特に私が注目したのが「1.」のストラップベルトを装着したとき、ポールを握っても、放しても常に親指と人差し指の間にポールがある。トレッキングポールでウォーキング中、手を後ろにフォロースルーした時(手を「パー」の状態にした)、即座に再びグリップの定位置(親指と人差し指の間)に手で握ることができないことがよく分かったからでした。

 山本先生おすすめのポールが以下となります。 

 

私はというと、以下のLEKI (ドイツのメーカー)スピンインターナショナル(製造はチェコ)というタイプを購入しました。

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グリップとストラップが分離できます。 

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  今ではもっぱらノルディックウォーキング中のポールはこのLEKIスピンを使用しています。軽くてグリップも握りやすく、山本先生4つのご指摘をすべて満たすのは私が現在知る限りではLEKIなのかな、という結論に達した訳です。

 

 ノルディックウォーキング専用ポールといっても以下の2つに大別されます 。

1、初心者・高齢者向けディフェンシブタイプ

2、ベテラン・体力作り向けアグレッシブタイプ

 

 これについては以下のサイトでその違い見ることができます。

 https://hatachi.jp/note/detail/111

ノルディック・ウォーク用ポールって何が違う?ポール選びに役立つ ポールの特徴について

 

ディフェンシブ用ポールの特徴

ポールを垂直につき、安定感をもって平地を歩きやすい設計がされているポールです。

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グリップ部分は握らなくても手から落ちづらく、ストラップは手の甲を覆うようにグリップの側面に取り付けられています。握力に自信が無くてもポールがコントロールしやすく、握った時の安定感があるようにボリュームのあるグリップ形状。

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地面に接触するポール先端のゴムは、設置面積が広く安定性のある形状。
どの面でも地面をとらえることができるようになっているため、ポールの操作に慣れない初心者の方でも安心。

アグレッシブ用ポールの特徴

ポールを斜めに突いて、推進力を得ながら歩けるように設計がされています。

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アグレッシブウォークでは、ストラップを手の腹で後方にプッシュして、グリップのキャッチ&リリースを繰り返して推進力を付けて歩いてきます。ストラップはグリップと手が一体となるように連結されており、推進力を損なうことなくポールへと力を加えていくことができます。
腕を振るときに邪魔になりにくいよう楕円形のスリムなグリップ形状で、指の引っ掛かりをサポートするアール形状が特徴的。

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先端のゴムも歩き方に合わせて、斜めに地面に設置する形状になっています。
ブーツのような形状となっているため、ポールを地面に突く角度が限定される点がディフェンシブタイプと異なるポイント。
進行方向から見て後方側にゴムの先端を向けて歩いていきます。

以上、日本のメーカーであるHATACHI様HPより引用させて頂きました。

 

 私はアグレッシブタイプですが、ディフェンシブタイプのノルディックウォーキング専用ポールを要介護の両親にも購入しようと検討していました。
 でも91歳の父親は普通の杖でよい、とのことなので以下のタイプを使わせています。 
RQシリーズ 伸縮ステッキ/エコノミータイプ ブラウン
 

 現在施設に入れている86歳の母親にもノルディックウォーキングポールや杖を勧めるのですが、(過去4回転倒して骨折しているにもかかわらず)いつもこう言われます。

「私は杖みたいな年寄り臭いものは使わん!」、と。

 私は暖かく見守ってあげるしかありません。両親とノルディックウォークしながらハイキングできることを夢見ながら・・・