今は、第2次世界大戦以来の危機だと言えます。
感染者200万人、死者15万人を超えてしまいました。
人が病気になって、亡くなっていく、職を失い、会社が倒産して行き、お金が無くなる・・・現実味を帯びてきました。
みんな、どうしてこんなことになってしまったんだと思っている、と思います。
当初、私も「犯人を捜してもしようがない、できる事をしよう、家族のために頑張ろう。」と思っていました。
でも、私のような凡人は、この恐怖と憤怒に答えを見つけようとしてしまいます。
政治が悪い、外国からの入国制限が遅すぎとか、支援が遅すぎでケチすぎるとかかもしれません。
そして今、世界の多くの人たちもこの恐怖と憤怒の根元・・・犯人を捜しています。
その矛先をかわす意図があるのかどうかは分かりませんが、その犯人を見つけようとする動きをしています。
新型コロナウイルスの存在を当初、隠蔽したとされる中国が一人です。もう一人はその中国に忖度したとされるWHOです。
中国はこの世界的歴史的な大災害の犯人からの回避を図るべく、先月12日、中国の外務省の報道官が
ツイッターで「
新型コロナウイルスを
武漢に持ち込んだのは
アメリカ軍の可能性がある。」と発言しました。
中国が
アメリカ軍が持ち込んだなどという
フェイクニュースを流すのだから、発生源の名前を冠するのは当然だとしたのです。まあ、確かに分からないことはないです。
アメリカの情報戦のすごいところはこれで終わらないことです。
【新型コロナ】公電が示す“武漢研究所起源説”の信憑性 研究所に ...
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5 時間前 - 武漢研究所とは「中国科学院武漢ウイルス研究所」のことで、ここでは、危険性が最も高い、バイオセイフティーレベル4のウイルスや病原体が研究されており、コロナウイルス研究の中心的な研究所としても知られている。 この研究所で感染 ...
新型コロナウイルスは武漢研究所が発生源。
科学者たちが“トンデモ説”と言って否定してきた新型コロナの“武漢研究所起源説”が、今、にわかに信憑性を帯び始めている。
武漢研究所とは「中国科学院武漢ウイルス研究所」のことで、ここでは、危険性が最も高い、バイオセイフティーレベル4のウイルスや病原体が研究されており、コロナウイルス研究の中心的な研究所としても知られている。
この研究所で感染した科学者が“感染者第1号”となって、地域に感染を広めたという“武漢研究所起源説”は“新型コロナ生物兵器説”とともに、“トンデモ説”として、科学者たちに否定されているが、今、トランプ政権は、この説の検証を進めている。
2年前の公電の中で、武漢研究所の安全運営上の問題が指摘されていることがわかったからだ。
一方、検証を進めているトランプ政権にとっては、好ましくない情報も流れている。英米メディアが、武漢研究所のコロナウイルスの研究に、米政府が莫大な研究資金を援助していたことを報じているからだ。
つまり、もし、この研究所から新型コロナが流出していたことが証明された場合、新型コロナの感染拡大には、間接的ではあるが、米政府も関与していたということになる。米の議員は、米国民の税金が中国の危険な研究に使われた可能性があるとして、怒りの声をあげている。
この調査どのような結末を迎えるのでしょうか。もし、
武漢研究所起源説の証拠が見つかったなんて事になれば、とんでもないことが起こりそうな気がします。
【ワシントン=蒔田一彦】米FOXニュースは15日、複数の情報筋の話として、新型コロナウイルスは中国・武漢にあるウイルス研究所の所員から外部に拡散したとする見方を報じた。米政府内には懐疑的な意見もあり、調査を継続しているという。
報道によると、情報筋は、所員が研究用のコウモリから新型ウイルスに感染したのが端緒となり、外部の人に広がった可能性があるとしている。中国当局は武漢を中心に感染が広がり始めた当時、野生動物を扱う武漢の海鮮市場で働く人に感染者が多いと発表したが、情報筋は「研究所から責任をそらすため」の中国による情報操作の一環だと話したという。
エスパー国防長官は16日、米NBCニュースのインタビューで「我々が注視してきたことだが、結果は断定的なものではない」と述べた。
中国の対応が遅かったの事は間違いないでしょう。
トランプ大統領は国民からの批判の逃げ道を作るために、情報を隠蔽した中国が悪いんだ、そして中国に忖度したWHOが悪いんだとするのでしょうか。
中国は犯人扱いされる事になるのでしょうか。日本は東アジアの一員をして事態を見守るしかないのでしょうか。