ムンディ先生の「世界史の教科書」を読んで
こんにちは、そして、こんばんは、ただっしゃん(@tadashian1)です。
世界史の学び直しのため、今回はこの本を読みました。
私が高校生の時、世界史Bとして学んだ時以来なので45年前になります。本の帯のオリラジ・中田敦彦さんも「ムンディ先生のおかげで世界史がめちゃくちゃ面白くなった、この本の内容が画期的!」と推薦していますが、私もその通りだと思います。
また、ムンディ先生の、YouTubeでの「世界史20話プロジェクト」も拝聴しております。観てみると、世界史の動画だけでなく、日本史や地理の動画もあるんですね!知らなかった。さっそく、時間があるときに覗いてみたいと思っています。
001 人類の出現(教科書10)世界史20話プロジェクト第01話
世界史はこのグローバルの時代に必須の教養だと言えると思います。
この本の最大の特徴と言えば・・・
①一般的な教科書と違い、すべてを数珠つなぎにして「1つのストーリーに」している
②「主語」が変わるのを最小限におさえている
③年号を使わない
特に③番の「年号を使わない歴史の本なんて・・・」あり得ないだろって思ったものです。でも読み終えて杞憂だった事が分かりました。ストーリーとして、とてもわかりやく頭の中に入って行ったのです。当時、世界史Bの教科書(山川出版社)では学ぶ年代・地域・順番がぐちゃぐちゃでおまけに年号をおぼえなくてはならなかったですね。著者は年号はノイズとまで言い切っています。ストーリーであれば年号は必要ありませんものね。
できるだけ、一直線に読む方が、国家間の「横のつながり」より理解できることが分かったのです。これは大きな収穫でした。
年代を簡単に頭に入れるには、「中東」を軸にして整理すればいいと言う事ことも目からウロコでした。
特に現在の中東情勢は分かりにくいと思いますが、過去の歴史を知れば学ぶ事も多いと思います。
そして、過去の歴史を紐解くことによって将来の世界情勢を考えるくせを付ける事、これが大切です。
世界情勢の将来の事は誰も分かりませんが、予想を付ける事が出来るのではないでしょうか。アメリカ・中国・ロシア・韓国とどのように付き合っていけばよいのか等々。
私が今考えているのは、世界の主導的立場に「インド」が躍り出るのではないか、と思っています。
あくまで私の考えですが、日本はインドとの絆をもっと深めるべきではないかと考えています。インドの公用語はヒンディー語と英語(訛りが強いらしくヒングリッシュって言われてる)なので、やはり、引き続き英語の勉強は必須ですね。
人口構成に関しては一人っ子政策で日本よりもはるかに急速に少子高齢化が始まる中国と比べて、インドの人口構成は見事なまでの三角形で、これから人口ボーナスを享受する時代に突入する可能性があるからです。しかもこの1・2年で中国の人口13.9億人をインドの人口13.1億人(2017年現在)が抜くのは間違いないと言われています。ただ、まだまだ貧富の差が激しい事、ヒンズー教による「カースト制度」という身分制度(1950年に廃止)の影響をいかに克服してゆくのかがカギとなると思われます。
そういえば、私の住んでいる地方の田舎都市でも、インド料理店が増えてきましたね。あと、インドではないのですが、衣類もバングラディシュ製・スリランカ製とか見るようになりましたね。
ヒンズー教とかイスラム教とか概略の勉強もしてみたくなりました。
世界史を学ぶ「最初の一歩」を本書で学び、映画、小説、旅行、音楽、美術などなど、さまざまなコンテンツにアクセスして、人生をより豊かにして生きて行きたいものですね。
刻一刻と世界はグローバル化が進行して、16世紀の大航海時代以上のスケールで世界は一体してきました。一つの「世界人」としてお互いに影響し合う時代に突入してきました。そんな時代に生きる私たちにとって、世界史を学ぶ事で得られる知見は「頼もしい武器になると信じています。「アフターコロナ」の時代を見据えて、私たちは動きださなくてはなりませんね。
ブログ読者の皆様が、健康でありますように! ・・・心はいつもどまんなか。 by tadashian