職場の改善提案について
こんにちは、tadashianです。
今日はめちゃくちゃ堅い話で恐縮です。最後までお付き合いください。
約2年前に私の尊敬する会社の同僚が「職場の改善提案ついて」という小冊子を配布しました。各自重要と思うところにアンダーラインを、また、各自感想文を書いて提出してくださいという課題を出しました。
その時、それが私にはとても参考になり有益な情報だったので、忘備録として以下に記載したいと思います。
- よい職場づくりを目指すためには
- 各課員にすべてに問題がある常に意識を持たせて、徹底に掘り起こして問題点を提起する必要があります
- 自分ひとりだけではなく、課員が協力しあえば、大きな成果となって行きます
- 安全・品質・コストダウンが重要となる、荒唐無稽でも良い、最初は量で勝負します
- 自己実現の欲求がより高いレベルの改善につながります。
- 改善提案の基本をマスターするには
- 改善に必要な見方・考え方には、分析的・効率的・経済的に行います
- 改善提案作りの上手な進め方には科学的手順に沿って取り組みます
- 改善提案にも準備が必要で、数量化・可能性度・高めの設定・計画の細目を決定する必要があります
- 現状分析手法を選択する、単位ごとに改善のアイディアを3つ以上は出します。
- 着想で差がつく改善提案
- アイディアの基本法則は、類似・接近・反対の法則があります
- アイディアの開発技法は、チェックリスト・5W2H・ブレーンストーミング等があります
- アイディアの評価は公平・客観的で点数によりテーマにあったものをできるだけ多く採用します
- “安全・品質”の改善提案の取り組み
- 安全と品質を最優先します
- 安全な作業環境の整備は、整理・整頓・清掃・清潔・躾の「5S」が基本となります
- 製品品質の向上には品質レベルの期待値・安定化を図り、不良・故障に不良ゼロを目指します
- “動作”の改善提案に取り組む
- 基本動作の問題点を見直し、変動要因の排除や変化をさせます
- 小さい改善の積み重ねが大きな効果を生み全体の改善となります
- 個々の動作の評価・具体化、全体の再構築、総合的な改善策への統合を目指します
- 材料・部品の側面と人間の作業性の側面からの改善、作業全体の再構築・総合的な改善策、改善目標の達成度の確認と再評価をします
- 改善事例の研究と改善スキルアップをしてゆきます
- “作業”の改善提案に取り組む
- サイクルタイムが30秒を超える作業の改善は要素作業分析を思います
- 作業者と機械との作業の関連は単独・連合・待ちの三区分で図表化します
- 理想の実現を目指し、ムダ・ムラ・ムリを排除する着想を考える
- 問題の原因を明らかにするためR(結果:問題や現象)-f(要素:原因や要因)分析を活用します
- 作業者と機械の「待ち」改善着想を考えます
- 作業者が単独で作業時間を規制できない部分では、最終的にM-Mチャートで分析を行います
- 改善提案書は、こうまとめる
- 改善提案書作成の第1の目的は「決断を促すための資料」、第2は「改善実施の際の手引書」となります
- 改善の方法は1つだけではなく、複数の組み合わせによって改善効果が高まします
- 現状分析とそれに対する改善着想の結果の要約も載せ、提案書の表現は読みやすさを心がけます
- 実施計画がまずければ、よい改善も上手くいきません、「実施後のフォロー」が改善成功のカギとなります
- 改善提案活動の効果を高める
- 成果が定着するまで改善成果のチェックを継続していきしていきます
- 一人の力には限界がある多くの人の協力を得る必要があります
- 主役は自分自身という事を再認識して積極的に活動に取り組みます
- よい職場づくりを目指すために各課員にすべてに問題がある常に意識を持たせて、徹底に掘り起こして問題点を提起して、課員が協力しあえば、大きな成果となってゆく事を理解しました。
- 改善提案の基本をマスターするには改善に必要な見方・考え方には、分析的・効率的・経済的に行い、改善提案作りの上手な進め方には科学的手順に沿って取り組んでゆきたいと思います
- 着想で差がつく改善提案の基本法則には、類似・接近・反対の法則、アイディアの開発技法は、チェックリスト・5W2H・ブレーンストーミングがあることを理解しました。
- “安全・品質”の改善提案取り組むためには安全と品質を最優先して、安全な作業環境の整備は、整理・整頓・清掃・清潔・躾が基本だと学びました。
- “動作”の改善提案に取り組むために基本動作の問題点を見直し、変動要因の排除や変化をさせて、小さい改善の積み重ねが大きな効果を生み全体の改善となるため、個々の動作の評価・具体化、全体の再構築、総合的な改善策への統合する事が大事だと分かりました。
- “作業”の改善提案に取り組むために、作業者と機械との作業の関連は単独・連合・待ちの三区分で図表化して、理想の実現を目指し、ムダ・ムラ・ムリを排除する着想を考え、問題の原因を明らかにするためR-f分析・M-Mチャートを活用してゆく事を理解しました。
- 改善提案書のまとめ方としては、第1は決断を促すための資料、第2は改善実施の際の手引書で、改善の方法は複数の組み合わせによって改善効果を高め、現状分析と改善着想の結果の要約も載せ、表現は読みやすさを心がけ、実施後のフォローが改善成功のカギとなる事を学びました。
- 改善提案活動の効果を高める成果が定着するまで改善成果のチェックを行い、主役は自分自身という事を再認識して積極的に活動に取り組む姿勢が大事だと痛感しました。
感想として
今まで職場の改善提案の具体的な方法は考えた事がありませんでした。
仕事はもちろんのこと、自身の生活クオリティ向上にもつながると感じています。
具体的な手法の方法が分かりやすくまとめられていて、より良い職場づくりにもつながります
社員みんながお互い切磋琢磨してゆくことになれるよう、自分も微力ながらフォローしてゆきたいと思います。
職場の皆がより高いレベル意識をもって、問題解決能力(ソリューション)の向上につながると信じています
あらゆる仕事の基礎となる考え方を学ぶ機会を与えていただいたことを、改めて感謝いたします。
再度、自分自身に対して復習の意味を込めて記載させて頂きました。退職して歳を重ねても職場の問題意識は常に持ち続けたいものです。