キャリア意識・ビジョンとは
こんにちは、tadashianです。
新しい十年紀の始まりにあたって、60年という時間を費やした私のショボい人生訓を記してゆきたいと思います。若い皆さまの十年後のちっちゃな指針になれば幸いです。
キャリア(carear)って言葉がありますが、これってどういう意味なのでしょうか。
端的に「仕事の視点から見た人生」と言えるのではないでしょうか。
これはフランス語のcarriereに由来しているそうです。これは「太陽が空を通り抜ける道筋」とか「人生における特定の職業における前進」を意味しているそうです。でも、ただ、単に”進む”というだけの意味だけではなく、時間や経験を重ねて長距離を長時間かけて進むというニュアンスも含んでいる言葉だそうです。
また、キャリアって言葉は職業・職種だけじゃなく、まして職歴でもありません。仕事を中心にして余暇や学習や家族・社会との関わりを含めた一人一人のワークスタイルの形づくる過程と言えるのではないでしょうか。
それのどこにウエイトを置くかは各個人自由です。つまり、キャリアデザインは十人十色と言えます。描くのはあなた、だから満足のいく人生を送るためには人任せにはできません。年齢を重ねるごとに家族構成やそのときどきの状況・環境に応じて自分自身で形づくっていかなければいけませんよね。
会社で何かやらかした場合、「人事部がなんとかしてくれるだろう・・・」なぁんて、昔の大きな会社ならグループ会社や子会社に出向・転籍して何らかの居場所が用意されているかもしれませんが、今はそんな甘い時代ではありません。
言ってみればキャリアはあなたの人生そのものです。主役であるあなた自分自身で切り拓いていくしかありません。
2020年初頭にあたって様々な会社や組織においてビジョンが発表されたように、あなたの人生にもビジョンが必要です。ビジョンとはあなたの「ありたい姿」であり「なりたい自分」です。
ビジョンは目標とは違って、将来のありたい姿です。目標とはそのビジョンの達成到達状態といえます。たとえば、ダイエットならば「健康になる」「カッケー自分になる」がビジョンであり、「〇〇キロを目指す」「来年まで10キロやせる」が目標になります。つまり、ビジョンを描くということは目標を設定しなくちゃいけません。その目標設定のためには必要な時間をつくる、スキルや技術を身に付ける、お金をためる、という計画が必要になってくる訳です。
ただ、ビジョンを描くのは簡単なことではありません。そのためには、自分の将来の望ましい姿をイメージすればいいと思います。それが、あなた自身心底から納得できるビジョンなのかどうなのか判断しなくていけません。イメージをぼんやり考えているだけでは「夢」「妄想」に終わってしまいます。「本当に自分にとって望ましい姿なのか」「納得できる姿なのか」と何度も自問自答するが大切だと思います。皆さんがこれからより深く多面的に考えることで、明らかになる筈なのです。
望ましい姿の自己実現に向けて、いろいろな角度から検討を進めていきます。すると当初のイメージが自分にとってどのような意味や価値があるのか。実現がとても難しいものなのか。あるいはもっと大きく育てられるものなのか、ある程度見えてくるはずです。
キャリアデザインのフロー図
自分の経験・技術・学歴・職歴などを棚卸してみる
⇩
大切にしたい価値観を分析する
⇩
自分の強み・弱みを整理する
⇩
キャリアデザインを描く
⇩
将来の生活設計とマネープラン
⇩
ビジョン達成のための具体的な行動計画を設定する
とまあ、ウォーキングや草花からかけ離れたテーマになってしまったことをお許しくださいm(__)m
こういうテーマに関しては時折、インターラプトさせてくださいね。